マスコミの反応

 昨日のスタッフブログにありましたように、日本出身のカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞し、各マスコミはその報道一色です。ただその前日まで「今年こそ村上春樹氏の受賞か?」報道主体だったのに、今や紙面でも報道でもほぼ取り上げられることなくスルーしている状況に違和感を感じます。まあいつものことですが、『マスコミの対応』 には忸怩たる思いがあります。報道の自由を「錦旗の御旗」として自分たちの有用性や存在を強調していますが、世論誘導の危険性があることに背を向けている気がしてなりません。「南京問題」や「長野市におけるサリン事件」などの誤報道に対する姿勢にも納得いきません。また具体的意見がほとんどなく、抽象的かつ第三者的な論調が中心では真の役割を果たしているとは思えません。とても残念です。