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 発酵食品に欠かせない「麹菌」ですが、いろいろな種類があります。黄麴菌は醤油や味噌、日本酒に。白麴菌は焼酎に。また黒麴菌は沖縄のお酒である泡盛にと、用途によって使い分けられています。日本醸造学会は去る2006年10月12日に麴菌を「国菌」に認定しました。先人の知恵と工夫によって生み出された発酵食品を擁する日本の食文化に、誇りと感謝を持っています。
 個人的に雨天は好きではないため、この時期は苦手ですが、植物には必要不可欠ですし、我が国の豊富な水資源は世界有数の雨量にあるので、この「恩恵」に感謝すべきですね。世界には飲むことができる水資源は乏しく、美味しい水が存在する国は稀有です。昨年より問題となっている米問題でも、田に水が供給できなければ米は育ちません。恵みの雨と考え、感謝の心を持つよう心がけます。
 今日はABO式血液型を発見してノーベル賞を受賞した血清学者、カール・ラントシュタイナーの誕生日であり、世界献血者デーです。この記念日は献血者に感謝するとともに、血液製剤を必要とする患者には献血が欠かせないことを周知するのが目的で、世界各国で様々なイベントが催されています。医学の進歩は著しいですが、現在の医療技術では人工血液を製造することはできていません。白血球を代用する薬はあっても、赤血球や血小板に代わるものは研究途上だそうです。今日は献血の重要性を考える良い機会です。
 最近流行っている宿泊形式ですが、簡単に言えば「飲み放題、食べ放題」スタイルです。食欲旺盛な若い世代には大人気のようで、YouTubeでよく登場しています。ただ設定金額から「質より量」ではないかという懸念が出てしまいます。ホテルの口コミを見ると年配の方からは辛口コメントも散見します。ただホテルとしては配膳の手間が省ける、料理のレパートリーが固定化でき少なくて済む、大量購入により購入価格が有利になるなどの利点も想定されます。量を食べられなくなった自分には少し敷居が高いですが、好きな物だけ食べられるという利点もあるので、たまに利用しています。
 軽いアレルギー性鼻炎のため、人より『くしゃみ』する回数は多いです。くしゃみの原因は体温を上げるための生理機能と鼻腔内の異物を体外に排出するための噴出機能だそうです。つまり寒いと出るのは前者で、花粉などは後者ということになります。『くしゃみ』自体は出すとすっきりしますが、鼻水が出るのが不快ですね。不随意運動のため自分の思い通りにならないから困りものです。
 日本各地で夏の風物詩「ホタル」が鑑賞できる時期になりました。日没後から飛び始め、20時から21時頃が活動のピークです。世界で二千種以上いると言われていますが、日本では約50種が生息しています。ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの三種が有名です。蒸し暑い、風のない日だと、ホタルを鑑賞できる確率が上がります。時期は少しずれますが昨年秋に石垣島を訪れた際に、まだ多くの蛍が飛ぶのを見ることができました。とても幽玄的なシーンで感動しました。
 愛知県の「りんねしゃ」では除虫菊などの天然原料で防虫線香を製造・販売しています。この線香は化学同性の殺虫成分で作られる一般の蚊取り線香に比べ、人体に優しく、化学物質に弱い人でも使うことができます。この線香は現在ケニアでも製造されています。除虫菊の殺虫剤は化学合成の殺虫剤に耐性を持つ蚊にも有効で、蚊が媒介するマラリアなどの感染症の対策として期待されています。これは同社が利益だけではなく、利他の精神で除虫菊の栽培技術や線香の作り方をケニアにアドバイスしたことによります。素晴らしいことです。
 知己の紹介もあり、お付き合いでゴルフクラブの会員権を持っています。年会費を毎年数万円支払うのですが、平日のプレー料金はビジター料金と500円ほどしか変わりません。土日に利用すれば1万円ほど差がありますが、土日は混んでいて、ラウンドするのに時間がかかりすぎるため、ほとんど利用していません。土日の競技会に出ればよいのかもしれませんが、知らない人とラウンドするより、気心の知れた友人達との方が楽しいため、結局ビジター料金が安い平日にプレーすることになります。所有している意味が乏しいのが現実です。紹介してくれた方は一昨年お亡くなりになったので、そろそろ会員権を手放そうと思っています。
 夫婦二人だと、食べる量が限られるため、料理が簡易になります。子供がいたころは皆で分けるため、いろいろな料理が食卓を飾ったものですが、最近はレトルト食品やお惣菜が多くなりました。また好きなものが中心となるため偏食気味になりがちです。特に酒肴が中心な私はレパートリーが限られており、妻は楽だと言いますがまさに偏食ですね。
 北海道利尻島に伝わる『麒麟獅子舞』は、毎年6月20日に長浜神社で行われます。海の安全と豊漁を願って舞いをします。鳥取県より移住した「因幡衆」が麒麟獅子を伝えたそうです。大正時代まで回れていましたが一度完全に途絶えました。それが復活したのは0204年のことです。80年以上神社に眠っていた獅子頭が見つかり、復活の機運が高まり息を吹き返したのです。現在も保存会メンバーにより生き続けています。利尻島に限らず北海道は移民の地ですから、本州各地からいろいろな方が移住しています。その方たちの地元の祭りや風習が今でも現地に多く残っています。

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