カテゴリ:社長ブログ



 過日我が国の平均睡眠時間の短さについて綴りましたが、インターバル制度導入が難しい業種では夜間の睡眠不足を日中のパワーナップ(仮眠)で補えるようにする取り組みを始めてる企業もあります。あるITベンチャーでは仮眠や休息のために利用できる「ゆりかごスペース」や個室の仮眠室「戦略的仮眠室」を開設しています。このように社員の休憩時間を長め眺に確保して、昼寝を推奨する制度を設けている企業が増えています。社員の生産性や創造力向上に睡眠が関係していることを示す調査研究が進んでいる昨今、この動きが加速すると考えます。
 本日は「梅干しの日」です。昔から「梅はその日の難流れ」で、「七(なん)が三十(さる)」のごろ合わせで制定されたそうです。朝に梅干を食べることで、体調不良やそれによって起きる事故や災害から逃れるという意味や、古くは病気の治療薬、戦国時代では兵糧にも用いられていました。確かに梅干のクエン酸の効能は優れたものがあります。個人的には大好きですが、塩分過多にならぬよう気をつけているため、日ごろ食すことはあまり多くありませんが、おにぎりの具や旅先の朝食では必ず食べています。
 今年も記録的な暑さで外出の際に水筒が欠かせません。わざわざ店でペットボトルをその度に購入するのが億劫で、かつ勿体ないこともあり、ここ数年毎日持参しています。中身はお茶かアクエリアスゼロです。カロリーゼロは譲れません。ところで最近水道水の味が格段に上がったと聞きました。また栄養価も高いとのことです。昔と異なり蛇口からの水を飲まなくなって久しいので、少し勇気がいりましたが?飲んでみると結構おいしくて驚きました。妻は嫌がりますが、最近は昔のように水道水を飲むように努めています。
 大相撲に関する記述は1年ぶりです。次々と新しい優勝者が登場するのは見てて面白いですが、強い横綱や上位陣がいないことに納得がいかず、しばらく筆をおいていました。史上最速で横綱になった大ノ里の関にしても、まだまだ強さと弱さが混在しています。愛知国際アリーナのこけら落としとなった名古屋場所ですが、序盤から横綱が星を落とし、平幕力士を中心とした優勝争いとなり、13日で8人、14日で5人が争う大混戦となり、千秋楽で平幕の琴勝峰、安青錦、草野の三人に絞られました。本割で安青錦を破り、決着をつけたのは琴勝峰でした。13勝2敗での優勝です。同部屋の大関琴桜に隠れた存在でしたが、弟の入幕に刺激を受けたのでしょう。来場所も活躍を期待します。
 今月13日に私が住んでいる町内会のゴルフ同好会懇親会を幹事として開催しました。この会は1998年に結成された町内の同好会です。当時は60歳で会社を定年になった人たちを中心に、ゴルフを嗜む人たちに声がけをして20人ほどで結成されました。当時私はまだ38歳でしたが、若手ながら思い切って参加したのです。その後会員数は40人近くになり、毎月のコンペや年に1,2回県外・海外遠征をするようになり、楽しいゴルフを経験させていただきました。それから四半世紀が過ぎ、鬼籍に入った方やゴルフを引退した方が数人いらっしゃいますが、壮健な方がほとんどで、平均年齢が85歳に近いにもかかわらず、今回の懇親会に20人以上の方が元気に?参加してくれました。自分も65歳となり当時の皆さんの年齢を超えましたが、この会ではいつまでも若手のままです。この関係が少しでも長く続くことを祈ってやみません。次回は来年1月に開催する予定です。
 前回最適な世襲となった「徳川秀忠」とは異なり、世襲に失敗し、滅亡した原因を作った「武田勝頼」を取り上げます。彼は信玄の四男として生まれました。信玄には嫡男の義信がいましたし、諏訪家の側室が生んだ弟の勝頼はいったん家臣の列に降りました。とこらが義信は信玄と争い自殺したため、勝頼が息子の信勝が成人するまでの後継者となったのです。彼は本来の後継者ではなかったという引け目があったのでしょう。信玄が落とせなかった城をわざわざ落としに行ったり、城を築くなど父とは異なる行動で自分を誇示したため、家臣は離反していきました。自分は単にリリーフであり、信勝の時代に盤石な体制がとれるよう腐心すべきでしたが、彼にはそれができず、織田信長に滅ぼされてしまいます。世襲が大失敗した好例だと思います。
 ここ数日の暑さは異常です。外出するのが辛いと感じるのは人生で初めてです。車内温度も半端ない熱さ(暑さではありません)で、車内温度はとんでもないことになっています。気象庁発表ではここ3年連続で真夏日と猛暑日の数が、全国各地で過去最高を更新し続けています。地球温暖化の話は何度か綴りましたが、北海道のオホーツク海側の北見市や紋別市が40度近くなるなんて、道産子の私には信じられません。クーラーを設置していない家庭がほとんどですので、本当に大変だと感じます。まさに猛暑ではなく酷暑です。まだ7月中旬です…。
 販売員にノルマを課さないケーズデンキでは、ポイントカードを作っていません。ポイントカードでお客様を縛らずとも、また来たいと思わせる店を目指し、店舗での「現金値引き」にこだわっています。また収益を確保できる「経営のしくみ」を整えており、店舗経営の無駄や余計な販促を徹底的に省き、賃料の安い郊外に店舗を構え、広い売り場で多種多様な商品を置くことで、お客様のニーズに応えています。また取引先のメーカーに無理な値引きを頼まず、互いに利益が出る方向を目指しています。取引先やお客さまなどすべてのステークホルダー(利害関係者)を大切にすることが『がんばらない経営』の精髄なのでしょう。
 熾烈な競争が繰り広げられてきた家電量販店業界では、極めて異例な64基連続増収という驚異的な安定成長を遂げているのが「ケーズデンキ」です。加藤修一名誉会長の『がんばらない経営』は有名です。これは努力をしないということではなく、無理な成長を追い求めないという意味です。これは会長の原体験に基づいたもので、終わりのない経営で一番を常に目指すことはしないというものです。実際販売員にノルマを課しません。ノルマのない販売員は一人一人のお客様にゆっくりと丁寧に対応できる。いぇに再来店してくれるというのです。さらに加えて…。To be conntinued.
 夏の暑さで食欲のない時には、冷や麦と共に「冷奴」は最適です。お酒のつまみにもなりますし、生姜醤油で食べると食も進みます。豆腐は昔も今も滋養も高いため、日本人の食卓には欠かせない食材です。また何といっても安価なことが大きいです。100円程度で購入できる滋養の高い食材は諸外国に皆無です。ほぼ毎日のように、味噌汁の具やお酒のお供で私を楽しませてくれています。

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