グローバルサウス:新興・途上国における再生エネルギー採用が増えています。主な理由はコストにあり、EV価格の低下や再エネ技術を導入する際の初期費用の大幅な低減があります。トルコではEV販売台数が3倍となり欧州4位のEV市場に成長しています。ネパールでは24年の輸入自動車の70%がEVです。ベトナムでは国内EVメーカーの販売数が倍増するなど、国際エネルギー機関によると、24年にアジア、アフリカ、中南米の開発途上国でEV販売台数が60%増加しています。またモロッコでは風力発電を50%増量、インドでは再エネ発電が14%増加しています。環境保護の観点だけではなく、自国の経済政策や成長、また貿易政策とも深く関わっていますが、我が国のように何ら確たる手を打たないよりはましだと感じます。
今日はコスモスが開花する時期であるとともに、ホワイトデーからちょうど半年に当たることから、このように呼ばれています。この日は夫婦やカップルがコスモスを贈りあう特別な日とされ、互いに再度気持ちを伝えようという啓蒙の意味もあるそうです。コスモスは和名は「秋桜」と書きます。メキシコ原産の花で1887年(明治20年)に渡来したといわれています。花言葉の一つに「愛情」があります。早速妻にプレゼントしましたが、この日を全く知らず、説明してもあまり感動してくれませんでした…。残念!!
イスラエルがガザでの停戦交渉の仲介役であるカタールに攻撃しました。国際法上、絶対に許されない行為ですが、ネタニヤフ首相は国内における批判をかわすために行ったという見方もあります。ハマスの攻撃を防げなかった責任を問われるだけではなく、彼は自身が抱える汚職疑惑をめぐる裁判で政治生命を失いかねないからというものです。政治生命では昨日綴った田久保伊東市長も、その政治生命に固執している一人でしょう。斎藤兵庫県知事しかり、歴代の多くの総理大臣しかり。政治的空白を招こうと、自身の政治生命の方が重要なのでしょうね。
6月より、別の意味で伊東市を全国区にしてきた田久保市長が、議会の不信任決議に対抗して市議会を解散しました。自身の疑惑に対する確たる説明を拒否したうえでの行動は、多くの市民の離反を生んでいることでしょう。議会の解散権は地方自治法で定められた首長の権限ですが、この規定は政策で対立した際に、議会構成を変えるために行使することをなどを想定したもので、今回のような私的流用は個人的には許しがたいです。まさに「大儀なき解散」です。また市議会選挙に多くの税金を投入せざるえないことも非常に遺憾です。
週末や大型連休になると賑わいを見せるスポットの一つが道の駅です。1993年に全国103か所でスタートし、現在1200を超える道の駅があります。道の駅には三つの機能があります。無料で使用可能な駐車場・トイレなどの「休憩機能」、道路、観光、緊急医療などの「情報発信機能」、文化共用施設などの地域振興施設で地域と交流を図る「地域連携機能」です。さらに、温泉やホテル、テーマパーク、フードコートなど様々な工夫が取り入れられ、利用客の増加につながっています。最近では災害時の一時避難場所や警察、消防、自衛隊などの活動拠点として活用できる道の駅も登場しています。私も旅の最中には必ず寄ります。わくわく感があるのが好きです。
10回目は前回綴った原哲夫氏が師と仰いだ『池上遼一』氏を取り上げます。1944年生まれの81歳ですが、昨年「トリリオンゲーム」で小学館漫画賞を受賞するなど執筆活動は衰えること知らず、まさに意気軒昂です。私が大好きな作品は「男組」で、主人公の「流全次郎」の活躍に、中高生であった私は次週が待ちきれない思いだったことを覚えています。彼の作品もコミック化されたものはほとんど持っています。
日経BPが発行する「日経ビジネス」をもう20年以上購読しています。定期購読のため、毎週1冊自宅に送られてきます。すぐに読まないと次号が届くため、入浴や晩酌の際に読んでいます。9割方読みます。結構時間がかかりますが、もう習慣となっているので大変とは感じません。長期間旅行するときだけは数冊たまってしまい、急いで読む必要があるので大変ですが、個人的には旬な経済情報や内容が多いため、とても参考になっています。月刊誌で月一度送られてくる「日経トップリーダー」とともに自分の愛読書となってます。
時の総理大臣であっても、党内勢力によりその立場を下ろされ辞任するというパターンは、戦後も数多くありましたが、多少の違いはありますが、菅氏、岸田氏、石破氏と三人続いて梯子をはずされて孤立し、辞任を余儀なくされています。麻生派以外は解散したとはいえ派閥論理は残っています。この状況を国民がどのように見ているかを一顧だにしない政治家たちにはあきれてしまいます。選挙の時だけ、耳障りの良いことを言う政治家に若者たちの政治離れは加速するばかりです。わが身の当選第一で、低い投票率のことなど歯牙にもかけない姿勢に、この国の将来を真に憂います。
「ソバーキュリアス」とはもともとお酒を飲める人や飲んでも問題ない人が、自分の意思であえて飲まない選択をするライフスタイルのことを指します。この言葉はお酒を飲んでいない、または酔っていない状態の「素面(しらふ)」を意味する「ソバー(Sober)」と「好奇心」を意味する「キュリアス(Curious)」を組み合わせた造語です。近年このライフスタイルは、特に若い世代の間で注目されており、飲み会ではノンアルコール飲料やソフトドリンクのみで楽しんだり、家では晩酌の回数を減らす人が増えているようです。この背景には健康意識の高まり、自由時間の確保、節約志向などが影響しているそうです。毎晩ほぼ晩酌をしている私には少し耳の痛い話です。
猫は熱い食べ物を食べようとしないことになぞられた言葉ですが、もともと肉食動物は捕獲した獲物の体温以上の食べ物は存在しないので、結果として猫であろうと犬であろうと、熱いものを食べるのは苦手です。ただ語源は江戸時代に愛玩用やネズミ捕りとして飼われた猫に、熱いものを食べさせようとしても食べられないという状況が広く知られたことから、この言葉が生まれたとされています。動物の中で唯一火を使って食べ物を調理して食べるように進化した人間以外は、すべて猫舌ということになりますね。