我が故郷 北海道 その5

 私が小学校5年生の1年間だけを過ごした江別市は、札幌のベッドタウンで電車で30分、車でも50分程の距離のはずです。しかしあまり確かな記憶のないまま小学校6年生の4月に80km以上離れた苫小牧市に移動することになりました。父が昇級試験に合格したためです。3回目の転校でしたので自分的には慣れているつもりでした。ただ苫小牧市は北海道でも積雪が少ないためスキーではなくスケートを授業に取り入れるなど、他地域とは異なる気候を活かしたスポーツ指導を行っていました。おかげで?スケートも人並みにできるようになりました。しかし何と言っても、普通の人には経験できないアイスホッケーをこの地で覚えたことはかけがえのないことだと思っています。不思議ですがこの種目だけは左利きなのです。肘打ちなど喧嘩的な行為が認められる怪我が当たり前のスポーツなので、よく母親から周りと献花にならないようにと注意されていたのですが、一旦始まると頭に血が昇ってしまい喧嘩まがいの結果になることが多かったと記憶しています。To be continued.