垢すり

 垢すりは子供の頃から大嫌いでした。痛いのと父の垢すりをした際にもっと力を入れろと怒られたことが原因の一つです。確かに角質に汗や皮脂が混ざった老廃物がボロボロ落ちるのは気持ちがいいですが、やりすぎるとしばらくヒリヒリするのも嫌でした。ただ垢すりは日本でも歴史は古く、垢すり師という職業が記録に残っていて、江戸初期には垢すりをする湯女が登場しています。現在では世界中で行われており、特に韓国ではサウナと食事がセットになった一般的なサービス業として人気が高いです。