八甲田山遭難事故

 今から122年前の1902年1月23日に、世界的にも類を見ない山岳遭難事故が八甲田山で起きました。ロシアとの対決準備の一環としての訓練中で、天候の急激な変化とそれに対する準備不足により、参加者210名中199名が亡くなる大惨事となっています。この年の冬は寒かったようで、同年1月25日には旭川市でマイナス41度を観測し、今でも我が国の歴代最低気温となっています。