NPS塾長、横山英樹によるブログです。
入浴中に亡くなる人が全国で14000人と推測されています。昨年12月に中山美穂さんが亡くなった原因とも言われてますが『ヒートショック』である可能性があります。急激な温度の変化で体がダメージを受けるために起こるものです。浴室やトイレは北側にあることが多く、冬場の入浴では暖かい居間から寒いふろ場に移動するため、熱を奪われまいと血管が縮み血圧も上がります。お湯につかることで血管が広がり血圧が何回も変動することになり、心臓に負担がかかり心筋梗塞や脳卒中につながるというものです。今や交通事故死の6倍に達しますので、風呂場やトイレを暖める、早めに入浴する、長湯はしない、ぬるめのお湯に入るなどの対策を施すと有効です。気を付けたいものです。
昨年のDiseny配信で大ヒットし、2024年9月15日のエミー賞で25部門にノミネートされ14冠を達成、また今年の1月5日のゴールデングラブ賞でもにノミネートされた4部門のすべてで受賞する快挙を果たした作品ですが、個人的には高校生の頃に1980年に放映されたアメリカ人主演で、三船敏郎や島田陽子が助演した映画の記憶の方が鮮烈です。今回はそのリバイバル物ですが、セリフがほぼ日本語である点と日本文化が伝わるような脚本とし、今までのハリウッドの常識を覆した内容であったことも秀逸な作品となっています。おかげで?関が原がある岐阜県を訪れる米国人が急増中とか…。まだ見ていませんが、もう少し時間に余裕ができたら、じっくりと視聴したい作品の一つです。
東北や北陸地方の日本海側では例年以上の積雪です。地理的に積雪の経験がほとんどない関東在住の方にはピンとこないのは無理もありませんが、積雪による「雪かき」は本当に大変です。私も雪国育ちで雪かきの大変さを存分に経験しています。地元に帰らなかった原因の一つが雪かきの大変さです。また屋根からの雪下ろしの際に滑り落ちて雪に埋まったり、通りかかった際に落ちてきた雪に埋まってしまい、自力では脱出できない場合は、その状況に誰も気づかなければ凍死してしまう事故が昔から相次いでいます。今年もすでに20人以上の方が亡くなっています。自然現象とはいえ充分な注意が必要です。冬は私たちが思っているより危険な季節であることに留意してほしいと個人的に思ってます。
30年前の5時47分に阪神淡路大震災が起きました。サラリーマンだった私はたまたま7時頃に起きた際に、テレビでこの地震を知りました。当時は今のようにSNSやインターネットも普及していない時代でしたから、情報が速やかに伝わる時代ではなく、テレビやラジオでしか情報をとることができず、時間が経つにつれその被害の大きさを知ることになります。2年後に関西を訪ねた際に、まだあちこちに被災の爪痕が残っていて、地震の恐ろしさを痛感したことを思い出します。30年という月日が過ぎ、世代が大きく変わっていますが、この悲惨な記憶を後の世代に語り継ぐべきだと改めて思います。
前々回は「ごみ」に関するマナー違反を取り上げましたが、最近都内ではごみ集積場に捨てられた「資源ごみ」を、役所指定のごみ処理業者が来る前に、勝手に不法回収して業者に売りさばいている行為が問題となっています。区役所は資源ごみを回収して、リサイクルすることで得た資金を回収する諸費用等に回しています。それを横取りする行為は非常に遺憾ですし、行為自体があまりにさもしく、がっかりしてしまいます。
今回は永井豪氏を取り上げます。石ノ森章太郎のアシスタントを経て、22歳でデビュー。代表作に『ハレンチ学園』『デビルマン』『マジンガーZ』などがあります。少年漫画の世界に性やバイオレンスの表現を大胆に取り入れ、後続の漫画家に大きな影響を与えていますが、当時は子供を持つPTAからの批判が殺到したものです。このころから現在に至るまで第一線で活躍している漫画家であり、また現存する四大週刊誌および休刊した週刊少年誌すべてに連載経験を持つ唯一の漫画家でもあります。現在79歳で、日本漫画家協会理事を務めています。
オークションやフリマなどが浸透して、中古品販売はかなり身近なものになっています。20歳以上の約4割がこうしたサイトやアプリの利用経験者であるそうです。買う側は中古品は新品より安いだけではなく、販売中止になっているような入手困難な商品も低入れることがで切るという魅力があります。一方売る側も使用しなくなったものを金銭に代えられると同時に、物を活かすことができます。最近では官公庁が特殊車両や公有財産を売却したり、自治体がフリマアプリを活用するなど、再利用の機会を提供しているので、再利用のすそ野も大きく広がっています。
蹴鞠h約1400年前に、飛鳥・奈良時代に中国から伝わった球技の一種です。最初は貴族から、後に武家や神官、民衆まで広く親しまれていきました。現代でも日本各地の神社で年中行事として行われています。蹴鞠は勝敗を争うものではなく、蹴るときの姿の優美さや、音の美しさを楽しむもので、数人が円陣となって、その毬を地面に落さないように蹴り合います。従って相手が蹴りやすいように毬を送るのが重要になります。「雅」な球技です。
私は歴史が大好きなので多くの武将の生きざまを書から学び、実生活や会社経営に生かしています。初回は織田信長の父である「織田信秀」です。彼は天皇や朝廷に多額の献金をしたり、著名な歌人や公家を接待し、その教養や礼法を学んだ武将として知られています。しかし彼は自分の後継者である信長に対する教育、つまり帝王学を全く学ばせず、信長のやりたいことだけを学ばせたのです。息子の時代には危機の時代になると喝破し、危機に対してそれを乗り切れる「自信」を与えさせるために、好きなことを極めさせたと解釈されています。結果信長は挫折感を味わったことがない、劣等感のない人物となり、今川義元を倒し、天下布武の道を歩んでいけたのでしょう。ただこのような人は一般人の苦しみや悩みを推し量ることは難しく、信長に疲れ切った明智光秀に謀反を起こされます。倒された信長はその理由がわからなかったと推測します。優秀な国人の育成には成功した信秀ですが、信長の暴走を止める人物までは想定していなかったのでしょう。この点は伊達輝宗とは対照的です。続きは次回へ‥。
カラオケ店を全国展開する「まねきねこ」が、コロナ禍のさなかでも新規出店を続け、成熟市場であるにもかかわらず、ビッグエコーやカラオケ館に次ぐ三位から、20年度に首位に躍り出ています。24年7月時点で全国で659店舗です。「1人カラオケ」の火付け役となったり、ドリンク持込可やドリンクバーの設置をしたり、、最近ではライブ映像の鑑賞や人気アニメとのコラボ、歌う様子をアバターに変換して撮影するなど従来にない遊び方を提案し続けています。コロナ禍以前には何度か利用したことがありますが、最近はご無沙汰していますので、忘年会シーズンには復活させるつもりです。
あるエピソードです。「エレベーターの待ち時間が長い」というクレームが利用者から入り、その対応に苦慮していたところ、ある若いアシスタントがある提案をしました。それは「各階のエレベーターの前に大きな鏡を設置したらどうか」というものでした。半信半疑で設置したところクレームがなくなったそうです。理由は簡単で、待つ間に鏡を見て身だしなみを整えたり、鏡越しに他の人を見たりしたため、待ち時間を短く感じたからです。待ち時間は全く短くなっていないのに、人の心理とは面白いものですね。
仕事は本来自分で創意工夫して、楽しく効率的に行うものだと思いますが、仕事を大変で辛いものだと感じ、自分には難しいとか無理だとバーを引いて、締切りすら守ることもできない。残念ながらこのような人少なくありません。こうなってしまうと仕事ではなく、困難で辛い作業と化してしまいます。たとえ判で押したような仕事であっても、創意工夫をすることで仕事の面白みを感じることができるはずです。作業ではつまらなすぎて精神的にも厳しいです。作業ではなく、仕事をしたいものです。
弊社は今日で30周年を迎えることができました。30年という長きにわたって会社が存続で来たのは、ひとえに社員など人に恵まれた事であり、また周りと家族の支えに加えて、創業前に亡くなった父が見守ってくれたことに尽きると感じています。会社の生存率は規模により大きく異なりますが、売上が1億円未満で従業員が4人以上の事業所まで含めると、1年経過後の生存率は73%、5年後が42%、10年後は26%、30年後では10%程度という数値もあります。人生の半分近くを弊社の経営に携わってきたことに、長いようであっという間だったと述懐しています。でもこれで終わったわけではありません。明日から32年目がスタートしますので、心機一転経営に携わっていきます。
日本には現存する世界最古の木造建築である法隆寺をはじめ、各地に多くの五重塔が建立されてます。地震に強い建物のようで、「心柱」という真ん中の大きな柱を中心に揺れを吸収する柔構造で建てられているため、地震で倒れた事例はほとんどないそうです。法隆寺のほかに千年以上の歴史を持つ室生寺や醍醐寺は有名です。また東寺や興福寺など京都や奈良に多く現存しています。昨日旅の効用について綴りましたが、40代の時に京阪神を訪ねた際に見学した経験があります。歴史を感じさせる荘厳な建築物です。
「何事が起こっても落ち着き払って、少しも動じないさま」を言います。こうありたいと思っていますが、青天の霹靂的な出来事には、つい驚き冷静さを保てなくなるとこもあります。それなりに年輪を重ねたことで、少々のことでは動揺することは少なくなりましたが、最近世代が違う人の行動や言動には泰然自若ではいられないことがままあります。生まれ育った環境があまりに違うので、考え方も異なるのは致し方ありませんが、どの時代にも変わらない常識があるはずです。しかしそれを逸脱する行為がまん延しているように感じます。ネグレクトなど児童虐待、ホストによる売掛金回収問題、ネットによる中傷被害など、以前には考えられなかった問題行動に憤慨し、冷静になれない自分がいます。
手紙の文面の一つに「ご自愛ください」があります。この自愛には自分の言行を慎む、自重するという意味もあります。中国の『老子』第72章に「自愛不自貴」という説があり、「自らを愛しても自らを貴ばず」と書き下すことができます。自分の感覚は大切ですが、それだけでは客観性を欠くので、絶対視してはいけないという意味です。確かに感は大切ですが、それだけではなく具体的な数値も時により必要です。常にそうありたいものです。
弓矢などについている羽のことをさします。タカ、ワシ、キジなどの鳥の羽が使われました。これが文様化され、この文様のことを「矢羽文様」と呼びます。矢は武士にとって大切な武具であるため、武を尊ぶ気持ちを象徴した矢羽文様は衣装や家紋によく使われました。また江戸時代には「一度放った矢は戻らない」ことから、結婚の際の縁起物として矢絣(やがすり)といって、矢羽文様の絣織物の着物を持たせる風習が生まれています。明治時代には女学校で袴スタイルが大人気となり、矢絣柄が好まれるようになります。そして現在では卒業式に矢羽根文様の袴姿の女子学生が数多く見られます。
最近年末年始はほとんど家にいます。すると三が日のいずれかに娘夫婦と息子が挨拶にきて、皆で夕食を我が家でとるのが常になりつつあります。準備する妻が大変なので、申し訳ない限りですが、孫や子供たちと食事をするのは年2,3回しかありませんので、目をつむってもらってます。娘婿も息子もそうお酒が強くないので、私としては酒相手として少々物足りませんが、彼らはその分たらふく食べて帰ります。これから孫も成長していくので、いつまで訪ねてくれるやら。とりあえず今年も楽しくお開きとなりました。
正月の風物詩です。凧あげは平安時代に伝わり、当初は貴族の遊びだったものが、その後戦においては狼煙代わりに用いられました。江戸時代になると庶民に広がり、またさまざまな意味や役割を持つようになりました。例えば「立秋の季に空を向くは養生のひとつ」と言われ、暦の上で1年の始まりを表す立春に空高く上がった凧を見上げ、健康を祈願していました。このほか「祝凧」「連凧」「けんか凧」「大凧」ンなど様々な凧も存在します。大人になってからは一度も凧あげをしていませんでしたので、今年は挑戦することにします。
新年あけましておめでとうございます。最近は歳のせいか床に早く入るため、大晦日は24時前には寝てしまいます。したがって最近「初日の出」を見たのは15年ほど前に倫理法人会の元旦モーニングセミナーを行った際、成田山新勝寺の境内で6時40分頃に拝んだ記憶があるだけです。初めてでしたが、何とも言えない清々しい気持になったことを覚えています。ただ元旦三が日の成田山新勝寺は人混みが半端なくすごいので、なかなか行く気にもならず今日に至っています。