NPS塾長、横山英樹によるブログです。
新聞購読率が高かった以前は広告と言えば、新聞に挟み込まれるチラシがほとんどでした。最近ではDM、ポスティングやハンデイングなどにも活用されていますが、その枚数は減少しているように感じます。理由はネット媒体を利用した問い合わせが主流となっているからです。弊社も新聞折り込みチラシの回数は減らして、HPなど他の媒体を積極的に活用しています。紙媒体の宣伝は近い将来消えていくような気がします。スーパーもネット上のチラシに力を入れており、この傾向は今後強くなっていくことでしょう。
再雇用制度は企業にとって、賃金を抑えられるという利点があります。しかし以前と大きく変わらない勤務時間や労働内容にもかかわらず、賃金を大きくカットすることは道義的にも問題があるだけではなく、シニアの労働意欲をそぐことにもなります。超人手不足状況の昨今、企業にとってシニア人材の有効活用は必須と言えます。定年延長や再雇用制度も70歳を標準にするなど、将来的には「定年なき世界」を目指すべきです。世界で定年制がある国は日本と韓国など一部だけなのですから…。
大企業では定年65歳以上は16.1%に過ぎず、80%以上が60歳定年となっています。また59.2%が再雇用制度のみという現状があります。シニア層の働き方を決める高年齢者雇用安定法が2013年4月に改正・施行され、希望者全員の65歳までの雇用確保などは企業に義務付けられて10年。現在では99.9%の企業が65歳までの雇用を確保していますが、上記のように約6割が再雇用制度のため、収入が大きく下がるのが通常です。60歳で大きく減り、65歳でさらに減らされる現状があり、まさに大きな「壁」が立ちはだかっています。このことに対する訴訟が後を絶ちません。昨年7月の最高裁判決では不合理な待遇格差に当たるとして、定年前の賃金との差額を払うよう命じています。では今後は…。To be continued.
先日65歳を迎え、高齢者の仲間入りをしました。昔は65歳で働いている人はそう多くなかったはずですが、今や65歳以上の就業者は過去最高を記録し、912万人となり全体の13.6%を占めています。全労働者の7.5人に一人という計算です。ただ多くの場合、60歳と65歳時点、もしくは両方で大幅に賃金を下げています。これを「崖」と評しています。定年を60歳から65歳へと引き上げた会社が多くなり、また深刻な人手不足が続く中、この問題はよりクローズアップされていくでしょう。この問題を数回にわたり取り上げます。「崖」とは…。To be continued.
中央新書から出版されたこの作品の中で著者は擬音語、擬態語、擬情語である「オノマトペ」を追求し、言語の本質に迫っています。3月までお茶の間を楽しませてくれた朝ドラの「ウキウキ」「ワクワク」「ズキズキ」などは身近な言葉ですが、定義するのは難しく感覚的なイメージを写し取る語とされます。オノマトペは子供と話すときに多用します。ボールを投げるときの「ポイ」などがそうで、音と投げる意味を結び付けています。このことが言語学習の足場となる重要な役割を果たしており、ここに言語の本質があると説いています。うーん、納得する部分も多々ありますが少々難しいです…。
今まで多くの社外団体の役職に就きました。それぞれの団体のトップに就いたときは、いろいろな「新しい風」を吹かせてきました。子供たちが通った小学校のPTA会長の時は「well age(中年でも青年でもないがそれなりに動ける世代)の会」を作り、1年生から6年生までの父親を20余名集めて、PTA行事に参加してもらい、飲み会やスポーツ大会を開催しました。倫理法人会の成田市会長では経営者の子弟たちを集めて「明日の成田を担う会」を作り、ゴルフや飲み会をして、若い世代との親睦を深めました。また下総地区長の時は年配の会長をまとめるため、朝6時開始の各単会6市のMS(モーニングセミナー)に月に1度は参加すると宣言して、朝4時起きで毎月12回以上の参加を2年間続けました。直近では一昨年の千葉県事務長の時は、県の財政改善を目指して、未収金回収システムを変えたり、事務スタッフと毎月会議を開いて打ち合わせを続けることで労務改善を進めました。全て滅私奉公ですから、自分の時間とお金が相当出ていきましたが、素晴らしい経験だったと得心しています。6月からは成田コスモポリタンRCの会長に就任しています。今回も過去の流れを一新した組織に変更し、1年間のスケジュールや予算もすべて自分で作るなど、会員の負担軽減や参加へのハードルを下げる工夫をしています。「新しい風」を吹かせることは簡単ではありませんが、今後も同様な活動をしていきます。
とうとう?年金受給の年、「老人」の定義である高齢者の仲間入りです。今のところ全くの健康体ですので、実感はわきませんが、世間的な定義では高齢者なのでしょうね。ただやりたいことがまだまだ山積していますので、これからの人生が楽しみで仕方ありません。エネルギッシュな老人でありたいものです。
台風10号は日本列島にもう1週間以上居座っています。進度が極端に遅いため、日本全土に深刻な影響をもたらしています。このように遅い台風は初めてで、ここ1週間の様々な予定がすべてキャンセルとなっています。昨日も千葉市での会議に出席するために家を出たら、猛烈な雷雨であちこち道路が冠水して、何度かUターンせざるを得ず、結局会場に行くことができず欠席となってしまいました。明日もまだ降雨は続くようですが、これ以上の被害が出ないことを心よりお祈りします。
26年前に筋トレをはじめ、体型が著しく変わってからは体重も筋量もほとんど変わっていません。体脂肪率も16%以下を保っています。これは筋トレや野球、ボクシングなど体を動かす、汗をかくことをさぼらずに続けてきたことが要因です。2日後には高齢者の仲間入りとなりますが、体が動く限り、ついさぼりたくなる自分に鞭打って、今後もジムに通う、投球練習を続ける、ボクシングでハードなミット打ちの辛さに耐えることを続けるつもりです。これが体型維持の秘訣ですかね。格好悪い老人にだけはなりたくありませんから…。
ウニは本来テングサなどの海藻を食べますが、野菜も好むようです。最近、野菜をエサにしてウニを養殖する取り組みを行うところが出ています。氷見市では高校生たちが廃棄されるはずの小松菜やトマトを食べさせ、約400匹の紫ウニを育てています。また岩手県庁ではシイタケの軸や規格外のリンゴを与えています。餌を変えると味も変わるのでしょうか。食べてみたいですね。
暑いという言葉に飽き過ぎてますが、いつまでこの暑さが続くのでしょう。この暑さで水風呂にしてもぬるすぎて、お湯感覚です。このような時期は高原に避暑するしかないかもしれません。先日箱根の標高800mほどのゴルフ場でプレーした友人からの情報ですが、気温は27度程度。風が吹くと涼しいくらいで、氷嚢もタオルも不要だそうです。ただ10㎞も離れていない平地の小田原は35度なので、高地との違いは歴然です。水がぬるいということはないのでしょうね。
子供たちの夏休みももう数日となりました。子供たちと旅行をする際に使用されることが多くなったものに「キャンピングカー」があります。コロナ禍の際に旅先で人との接触を避けることができることで人気が高まりました。ただコロナ以前よりそれなりの需要はあったようです。宿泊代やホテルへのチェックイン・アウトの時間を気にする必要がないこと、道の駅など駐車場や諸施設が完備されている場所が増えたことも人気につながっています。アウトドアがあまり好きではない私にはどうかと思っていましたが、引退後は一人で気楽に旅をするアイテムとして最適かもと、最近考え直しているところです。
大谷選手がまたまたやってくれました。大リーグ選手として6人目の「40-40(40本塁打,40盗塁)」達成で、しかも史上最速です。日本では「3割,30本,30盗塁」という称号はありますが、この次元を大きく超えています。すでに41号を打っているので、どこまで記録が伸びるのか世界中が期待しています。日本人は投手では成功しても、打者としては、その体格から難しいという今までの定説を覆してくれています。彼が特別なのかもしれませんが、彼を見た次の世代が、不可能と言われたことに挑戦し続けてきた彼に続いてくれることを期待してやみません。
2回目は長野県御代田町の「信州・御代田竜神祭り」です。1982年から始まったこの祭りは、町で古くから語り継がれる竜神伝説に登場する二体の竜神が祭りの日に目を覚まし、全長45メートルの竜神が爆竹や太鼓の音に合わせて舞い踊るもので、派手な演出の最後に竜神の口から火が吐かれると祭りは最高潮に達します。前回同様比較的若い祭りです。今後も長く受け継いでいってもらいたいです。
第106回全国高校野球は京都国際が見事初優勝を飾りました。今大会は「低反発バット」導入による党首有意が顕著に表れました。完封・零封が17試合、そのうち1対0の試合が5試合。また1点差の接戦が19試合となりました。本塁打数も最低の7本と激減。芯に当たらないと本塁打にならないことが証明されてます。今後もこの傾向は続くでしょう。打力より投手力の差が勝敗のカギを握りそうです。
熱中症アラートと共にここ毎日注意喚起されるのが、雷雨を伴う集中豪雨です。もうこれは熱帯地方特有の「スコール」だと個人的に感じてます。ひと昔まではこのように短時間集中豪雨が頻繁に起きることはありませんでした。まさに日本の熱帯化です。温帯ではないですね。北海道は別として、8月に多くの台風が来る、毎日のように猛暑日や集中豪雨が起きるのは異常を通り越してます。残念ながらこれを通常のものだと受け入れるしかなさそうですね。
エコを関する言葉が昨今多くなってきました。エコバック、エコカー、エコクッキングなど多岐にわたります。また最近では「エコロス」という言葉も使われています。これは環境に配慮しているつもりでも、結果的には二酸化炭素の排出増加や、資源の浪費になっている場合があるという意味です。適切な使用方法を知らないと、知らぬうちにエコロスになっていることがあるかもしれません。エアコンの風量設定や照明器具のオン・オフのタイミング、冷蔵庫の使い方や洗濯時の洗剤・水の量など、日常生活のいろいろな場面で知らないうちにエコロスになっているかもしれません。無駄のない「エコ」を心がけたいですね。
今年も7,8月は毎日全国各地で発令されています。しかしこれだけ注意喚起をされても、熱中症で救急搬送される人は後を絶たないだけでなく、多くの死亡者まで発生しています。驚かされるのは発生場所の半分が「室内」です。冷房を抑えたり、我慢したりする方が少なくないようで、搬送者の多くは65歳以上が占めています。7月の東京23区における熱中症死者は123人に上っており、自分だけは大丈夫という過信は捨てねばいけませんね。
今年はトルコとの外交関係が樹立して100周年に当たります。100年以上前の1890年に起きた「エルトゥールル号遭難事件」が大きな起点となっています。これは和歌山県串本沖でトルコ軍艦エルトゥールル号が遭難し、乗組員600名のうち500名以上が死亡または行方不明となった事件です。この際串本町をはじめ多くの人々が遭難者の救助に努め、救護にあたりました。この事件はトルコ国内に広く伝わり、友好関係が始まり、1985年のイラン・イラク戦争の際にトルコの飛行機が多くの日本人を救出するといったことにつながりました。当時残念ながら、われわれ日本人はエルトゥールル号事件を忘れていましたが、トルコ人は子供のころから教科書でこの歴史を学び続けており、日本人救助につながったのです。素晴らしい話ですね。
会社の代表取締役会長という肩書のほかに、ロータリークラブ会長、テラ・ルネッサンス千葉の代表、倫理法人会の複数の役職、大学校友会の幹事など様々な団体の肩書があります。それぞれ毎月会議等が入ります。一つ終わると新たな役職を依頼され、いつまでたっても減りません。断ればよいのかもしれませんが、「頼まれ事は試され事」またお役はできる人の所にしか来ないものだと捉え、利他の心で引き受けています。しかし役職からできるだけ逃げようとする人の方が多く、利他の心が乏しいなあと嘆息しています。