NPS塾長、横山英樹によるブログです。
桃の原産地は中国で「延命長寿」のシンボルとされています。中国の伝説では不老長寿の実とされる「仙桃」とされています。日本の神話でも鬼女を追い払う際に桃を投げたという記述もあります。このように桃は生気を宿る、邪気を払うというイメージがあり、桃太郎伝説につながったとの解釈もあるようです。日頃何気なく使っている物や食べ物には多くの人が携わり作り出されていますから、そうして人とのつながりや歴史、由来に思いを馳せるのも一興かと一興かと思います。
カレーはー元々好物でしたがカロリーを気にして、ほとんど食すことはありませんでした。それが最近妻が美味しいからとセブンイレブンの「カレーパン」を勧めてきたので渋々食べてみました。確かにオーブンで軽く焼いて食べると、本当に美味しいです。カリッとした食感と適度な辛さがいいですね。カロリーが高いので避けていましたが、今は結構お気に入りで、ワインやビールのお供になっています。少し大袈裟ですが自分にとっては再発見です。
社会人基礎力とは人が職場で様々な人と仕事をしていくために求められるものとして、経済産業省が2006年に提唱した概念です。「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の三つの能力で構成されており、「チームで働く力」はその要素として発信力・傾聴力・柔軟性・状況把握力・規律性・ストレスコントロール力を挙げています。ただ昨今の人間関係は複雑なため、これ以外に「周囲の人の美点を発見する能力」を付け加えて解決の糸口とすることが大切ともあります。いずれにせよ冷静に対処し、良好な人間関係を作ることが肝要ですね。
田植えの時期になりました。今年は豊作を期待して、昨年来の米不足解消になればと感じます。ところで我が国には稲作に関する多くの祭りがあります。水口祭りは初めて苗代に水を引き、種もみをまく日に行われます。水口に酒を供えて神に豊作を祈ります。また御田植祭りは田植えの時期の代表的な祭りで、実際田んぼに入って代掻きや田植えを行いながら、農作業の無事や豊作を祈願します。このような伝統的な祭りは各地にたくさん残っています。継承問題もありますが、次代に引き継いでほしいと感じます。
会長である元谷外志雄氏は1971年注文住宅会社の信金開発を創業し、その後ホテル、マンションなどに事業を拡大しました。一度も赤字を出さなかった秘訣を元谷会長は「アパホテル会員」のおかげだと言います。彼が第1号会員で現在は2000万人を超えています。たまったポイントに応じたキャッシュバック得点などがビジネス出張族の支持を得ています。この安定した会員基盤が同社の運営を支えています。さらに様々な自動化によるローコスト経営や、1秒チェックイン機やエクスプレスチェックアウトポストの導入により、客を待たさないことで満足度を高めています。「良いホテル=儲かるホテル」という考えのもと二人の子供と妻の4人で経営するアパグループは、今後もホテル業界の雄として成長していくと考えます。
2023年度は売上高1912億円に対して、営業利益が566億円と何と30%以上の利益率を上げており、これは業界断トツの数字です。24年度も売上高2150億円、経常利益が650億円と過去最高となっています。創業より52年間一度も赤字を出したことがありません。アパグループはホテルを自社で開発し、所有することを基本とする「持つ経営」を展開しています。この国内屈指のホテルチェーンですが、家族4人で全株を保有する「家族経営」を取っています。後編では高収益の原因に迫ってみます。
また今年もRC野球リーグが昨日開催されました。また同時に新しいチーム「成田オールスターズ」を結成し、初参加となる還暦野球リーグも開幕しました。還暦野球は60歳以上でないと参加資格はありませんが、県内に38チーム、1000人以上の登録選手がいます。朝8時半に富里市野球場に集まり、佐原ライオンズと初戦を行い、その後市原市まで移動して、旭RCとの試合にも参加しました。1日2試合のダブルヘッダーです。年甲斐もない強行スケジュールでしたが、ともに勝利をおさめ、無事?帰宅できました。旭戦では投手で登板。136勝目を挙げることができました。今年は還暦野球も入ったため試合数が倍以上となりますが、例年通り体を鍛えて、ケガなく双方とも優勝を目指して頑張ります。
スタートアップ企業が集まり、自社の新規事業のアイデアを投資家などに紹介するイベントを指します。これは各企業にとってアピールする場であり、投資家にとっては新たな投資先の発掘や今までになかった支店の発見の場となります。最近ではこの形式を応用して、社員が経営陣に現状の改善点や新しい取り組みを提案する企業も増えています。組織運営において社員に裁量を与える「ボトムアップ」形式もその一環で、新たな考えを発掘するとともに社内の風通しを良くする効果もあるようです。様々な視点を持つことは企業・組織の発展には不可欠だと考えます。
政府が何度も備蓄米を放出しているにもかかわらず、米の価格は最高値を更新しています。政府は昨年の米の収穫は平年並み以上と発表していますが、米関係者の間では生産調整や廃農者の増加による減産が原因だと言われているようです。通常需要と供給の関係で価格は決まるのですから、この高騰は明らかに生産量が消費量を下回ったからに違いないとも言えます。昨夏より2倍近い値上げで、家計に大きな影響を与えているだけではなく、コメを扱う業種でも値上げが必須な恐恐です。今後が不安です。
15日に和歌山県の岸本知事が急逝されました。死因は「敗血症性ショック」でした。これは細菌などに感染して呼吸困難や意識障害などに至る敗血症が重症化することで陥るショック状態を指します。高齢者や免疫機能が低下している人の発症リスクが高いとされます。国内死亡者は年間10万人以上と推定されています。日本集中医療医学会では「敗血症はいつ、誰にでも、どんな感染症からも発生する救急疾患」として注意喚起しており、日頃から十分留意しておく必要がありそうです。
ゴルフシーズン到来! 暖かくなるにつけ緑が深まる時期です。ゴルフは23歳から始めたのでもう40年以上になりますが、当時にはなかったものが増えてきました。クラブやボールも大幅に進歩しましたが、特に距離計は優れた発明品です。ボールとピンの距離を正確に測ってくれるので重宝しています。ただプロではないのでその通りの距離を打てるわけではありませんが、目分量だったのが正確な数字として出てくるのはありがたいです。高低差も計算してくれるのですから、プロも使用するはずですね。
ジャッキー・ロビンソンは1940年代にメジャーリーグで活躍した初の黒人選手です。当時は人種差別の風潮が根強く残っていたため、、デビュー当時は観客のヤジを浴びていました。その中で彼のひたむきなプレーは次第に周囲の人々の心をつかんでいきました。彼の活躍により野球界のみならず、社会全体でも人種差別に関係なく活躍できる流れができたのです。毎年彼が初めて試合に出場した4月15日を「ジャッキー・ロビンソンデー」とし、全チームの選手が彼の背番号「42」をつけてぷれーします。素晴らしいいことです。
日本では賭博は違法だという認識が少々欠如しているのかもしれません。現在問題になっている「オンラインカジノ」は違法であるにもかかわらず、日本からにアクセス数は世界3、4位になっています。私は賭け事が嫌いのなのでその気持ちは理解できませんが、ギャンブル依存症は確かに存在します。パチンコ、競輪、競馬など我が国には多くの公営のギャンブルがあるので、賭博を禁じた賭博罪と大いに矛盾してはいますが、法に基づいた法治国家である以上、それを守る義務があります。軽い気持ちで手に染めたのでしょうが、ブロッキングだけではなく、私たち一人一人が違法であるという認識を強く持つ必要もあると考えます。
生徒の前で授業をすることは商売ですから、人前でのスピーチには当てはまりませんが、元来人前で話すことは好きではありません。小学校のPTA会長を務めていた際に、入学式や卒業式、運動会等でのスピーチは原稿を作成し、原稿を見なくても言えるまで何度も読み、完璧に暗記して本番に臨みました。成田市倫理法人会の会長を務めた際は、毎週会長挨拶があったので原稿作成はせず、前夜にあらかじめ考えたことを話していました。当時は「えー」と何度も使うなど決して流暢な挨拶とは言えませんでした。あれから20年近く経過し、様々なお役で数多くの挨拶をしてきているので、それなりのスピーチはできますが、できれば避けたいという気持ちは今も根強いです。
いろいろと物議をかもしましたが、明日から「大阪・関西万博」が開催されます。期間は半年という長期にまたがります。日本では過去に国際博覧会が五回開催されています。略称で言えば「大阪万博」「沖縄海洋博」「つくば博」「花博」(大阪府)「愛・地球博」(愛知県)です。最初の大阪万博は1970年で私は小5でした。映画の「20世紀少年」でも話題に取り上げられましたが、何といっても『太陽の塔』がダントツに心に残っています。あれから55年が過ぎました。今回のテーマは「命輝く未来社会のデザイン」です。すっかり変わった日本に何を訴えてくれるのでしょう。
戦国武将の上杉謙信は屈指の戦上手で、「越後の龍」とも呼ばれました。彼を祀る山形県米沢市の上杉神社の石碑には、『上杉謙信公家訓十六ヶ条』が刻まれています。この十六ヶ条の別名は『宝在心』で謙信は「宝は心に在り」と説きました。物質的な富や権力よりも、心の中にある人格や徳が真の宝であると示したものと考えられています。この七条目「心に邪見なき時は人を育つる(間違った見方がなければ人が従ってくる)」とあります。義を重んじ、正しい道を歩もうとする謙信だったからこそ、多くの武士が付き従ったのでしょう。常に人格を磨く努力をすることが肝要です。
過日「小1の壁」を綴りましたが7,今日は小学生になり、一人で登下校するなど行動範囲が一気に広がる一方、交通ルールへの理解が深まっていないため、交通事故にあう確率が高まるというものです。小学校低学年に多いのですが、特に小1の7歳は歩行中の交通事故に限ると死者・負傷者が突出しています。視野が大人の3分の2であるため、飛び出しによる事故が目立ちます。また運転手側からしても、身長が1mほどのため車体の死角に入ることもあり、これが事故につながる確率を高めています。私たち運転手も十分注意しなければなりません。
後編で紹介する企業は私の故郷北海道でを中心にコンビニ「セイコマート」を展開している『セコマ』です。北海道ではセブンイレブンなど大手を抑えて、高いシェアを占めていますが、セコマは昨日紹介したサンキュードラッグとは異なり、商圏面積が広く人口が少ないエリアでのビジネスを目指しています。「地域があるから会社に存在意義がある」と社長は話し、買い物難民に悩む地域への出店も行っています。このビジネスが成り立つにはサプライチェーン(供給網)を一貫して運営することが不可欠です。1997年から2003年にかけて自社の物流センターを整備し、人口の少ない地域名で商品を配送できるシステムを構築しています。またPB商品が約1000品目あり、たばこを除く売り上げの5割を占めています。また営業時間も24時間営業は全体の15%ほどで、一律ではありません。2社の取り組みは一朝一夕に出来たものではありませんが、視点を変えて見る大切さと地域を重視する素晴らしい姿勢には他の企業も参考にすべきだと考えます。
人口減少や高齢化の進捗に伴い、企業はエリアや人口が限られた小商圏に取り組む必要があります。このことに積極的に取り組んでいる気代表的企業を紹介します。前編は北九州の「サンキュードラッグ」です。何と商圏を半径500mに絞る独自手法を打ち出しています。この距離は65歳以上の高高齢者が日常的に歩いて買い物に行ける距離とされます。北九州市は政令都市の中で高齢化率が最も高いため、その高齢化者にいつでも来てもらえるビジネスモデルができれば強いと考えて取り組み、1kmごとに店を構える高密度な出店戦略を取っています。立地は住宅密集を選び、併設している調剤薬局での取扱件数を増やすことに力を入れています。現在月1600枚で競合他社より5割多い状況ですが、これをさらに月3000枚を目指す計画です。さて後編は…。To be continued.
入学式の季節ですが、「小1の壁」を知っているでしょうか? 共働きの夫婦が子供が小学校に入学すると、今まで保育園などに早朝保育や夜間保育で子供を預けていたのが、小学校ではそれがないため、勤務時間を短縮したり、転職せざるえなくなるという社会的問題を指します。埼玉県の実態調査では保護者5人に1人が「働き方を変えた」と答えています。子供の成長には親の存在が不可欠なのは言うまでもありませんが、時代の趨勢により働き方も大きく変わり、その結果様々な社会問題が生まれています。