NPS塾長、横山英樹によるブログです。
人は性格や好み、考え方まで同じ人は一人もいません。皆それぞれ違います。趣味や嗜好なら理解できるのですが、道理や道徳、美化や礼儀など人として当たり前のことに関しても、いろいろな人がいて『十人十色』のようです。これは各々が抱いている尺度の違いといえばそれまでですが、一人で生きているわけではない以上ある程度の基準や規律があってしかるべきです。昨今は年齢にかかわらず自分勝手な人が増えているので、この言葉を自分よがりに解釈してほしくないと思います。
梅雨の風物詩の一つの「紫陽花」が咲く季節となりました。紫陽花は土壌の酸性度により花の色が変わるといわれています。賛成の場合は青系統、逆にアルカリ性だと赤系統の色になります。この時期は全国各地で「アジサイ祭り」が行われていますが、県内の水郷佐原では「あやめ祭り」が開催され、あやめだけではなく、多くのアジサイも咲き誇っています。また70mにも及ぶ「藤のトンネル」は幸せの道として注目を浴びています。
カメラでは老舗でありながら、ここ10年では大きくシェアと売上を落とし、営業利益率では大手4社で最低となっています。現在はクリエーターやプロ向けの市場開拓に本腰をいれています。昨年10月には映画撮影向けブランド『Z CINEMA』を立ち上げ、その第1弾となる『ZR』(29万9200円)を発売。プロの使用にも耐えうる機能を備えつつも、30万円以下という低価格を実現しています。「動画でもシネマでもニコン」と言われるブランドを確立したいという意図があるようです。4日間にわたり『コンデジ』について綴りました。カメラには全く関わりのない私ですが、早速購入していろいろと試したくなりました。老後の趣味に最適かもしれません…。
富士フィルム、ソニーを迎え撃つ最大手の『キャノン』は動画撮影に特化したカメラを展開しています。YouTubeやTikTokといった動画サイトに投稿する動画を撮影するカメラのニーズが伸びていて、スマフォでは難しい色味の表現や、スマフォに比べて大型の撮影素子を生かした高画質での撮影を求める動画愛好家に対応するためです。25年5月に動画撮影用の「EOSR50V」(11万3300円)を発売しました。入門機に位置づけ、これを購入したユーザーがその後、交換レンズを購入したり、中高価格帯の機種に乗り換えたりする需要を捉え、顧客との接点を維持しながらファンつくりをするのがキャノンの得意とする戦略です。では老舗企業の…。To be continued.
『ソニー』はプロやハイアマチュアユーザーを狙った60万円以上の高級製品を25年夏に発売しました。前機種に比べ約20万円高くなりましたが、売れ行きは好調です。プロ向けカメラでは後発だったソニーは、プロユーザーと信頼醸成を図るための密なコミュニケーションに注力しています。ユーザーの意見をじかに取り入れ、新製品に活かすことを繰り返しています。24年1月に発売したデジタル一眼カメラ「α9Ⅲ」は高速で動く物体をゆがみなく撮影できる「グローバルシャッター」を世界で初めて搭載しました。現在レンズ交換式カメラのシェアは26.7%と2位、プロやハイアマチュアに愛用者が多い中高価格帯のモデルが中心の35ミリ版フルサイズミラーレスに限れば、シェアの約4割を占め圧倒的な強さです。これに対して…。To be continued.
「コンデジ」とは、コンパクトデジタルカメラの略称です。スマフォの登場から劣勢を強いられてきたデジカメが復調しています。カメラ映像機器工業会の統計によると、25年のデジカメ総出荷額は8805億円と3年間で29%増えています。中でもコンデジの伸びが目立ち、出荷額は1514億円と2倍となっています。スマフォでは得られない高画質や撮影体験を求めるステップアップ層に見直されているためです。現在主流であるレンズ交換式も19%増えています。『富士フィルム』はコンデジのシェアを13.8%に伸ばし、3番手につけています。カメラになじみの薄かった若者を含む新規顧客を取り込み、初心者向けから80万円超のプロ向けまで3機種を展開しています。では他企業では…。To be continued.
総務省は先月29日国勢調査の速報値を公表し、20年の前回調査より309万7千人減り、我が国の人口は1億2304万9542人となりました。減少率は2.5%で過去最大。人口減少の深刻さが改めて浮き彫りになりました。東京都と沖縄県以外はすべて減少しています。東京圏人口は約3698万人で一極集中が進んでいます。少子高齢化が進み、死亡数が出生数を上回る自然減の拡大が原因です。喫緊の課題に政府はどう対応していくのでしょう。とても憂鬱な気分になります。
中国で中古ブランド品の需要が急増し、2,025年は前年比で約20%続化し、約7200億円となっています。不動産バブル崩壊をきっかけに低迷する中国の個人消費のけん引役として期待され始めているようです。中国はかつて新品はステータスでしたが、それは今や昔で、上海の「ZZER」と呼ばれる中古ブランド品販売店では、ルイ・ヴィトンのバッグが半値以下で売られています。情報筋によると、25年居中国の富裕層や中間層が資産売却を進めたことで、中古市場に高級ブランド品が大量に流入し、過剰在庫を抱えた業者が低価格での販売を余儀なくされているとのことです。消費者が新品市場に回帰するか、中古市場に押し寄せるのか。中国の景気を占うバロメーターになりそうです。
環境省は先月31日に能登半島の石川県羽咋市で、国特別天然記念物のトキを本州で初めて放鳥しました。今回8羽が次々に飛び立ちました。環境省は野生復帰が進んだ佐渡島に続き、かつて生息地であった本州での定着を目指しています。来年6月頃には島根県出雲市で、さらに放鳥する予定です。2003年に最後の野生トキである「キン」が死亡し、日本産のトキは絶滅しましたが、中国から送られたトキをもとに人工繁殖を行い、2008年に佐渡島で放鳥。そして今回の能登放鳥へと繋がっています。再び野生のトキが国内の多くの場所で見られることを期待しています。
蚊の発生する季節になりました。蚊は英語で「モスキート」といいます。蚊は人間を殺す最大の生物であることをご存じですか? 熱帯地方では「テング熱」「マラリア」など蚊を媒介とする多くの病気により、我が国では信じられないほどの死亡者が出ています。この状況を変えるために、花王が2022年6月に5年の歳月をかけて『ビオレガード モスブロックセラム』を開発し、タイからシンガポール、マレーシア、台湾、香港などに販売しています。テング熱の被害から人々を守るために開発されたもので、蚊の脚の構造に着目して、肌の表面を蚊がとどまりにくい状態に整えることで、蚊に刺されるのを防ぐものです。低粘土シリコンオイルを配合し、蚊が肌に触れるとオイルが濡れて引っ張られ、蚊が慌てて飛び立つとされています。とんでもない着眼点ですね。調べてみてびっくりしました。素晴らしい発想と技術です。
地元自治体では富士吉田市や富士宮市などの首長より、対策の強化を求める声が上がっています。法律上では道路法に基づくと違反者は6月以下の公金系または30万円以下の罰金が科される可能性がありますが、同法による罰則が適用されたことはありません。関係者は「閉山中に見張りを置く余裕はなく、実態も把握していない」と言います。閉山期の救助は救助隊員の危険性も高まるほか、救助費用もかなりの高額となっています。現在は県税でまかなっていますが、これを有料化すべきという意見も上がっています。個人的には通行禁止の強化、より強い規制や罰則が必要だと考えます。
新聞で閉山期に富士山に登る人が少なくとも年1万人以上いると発表されました。閉山期には入口に高さ数メートルのバリケードが設置され、「〈警告〉通行禁止!!」の看板があるにもかかわらず、登山者らは目もくれず近くの脇道を通って登山道に入り、山頂へ向かうそうです。特に閉山期に入った9月11日から月末までの登山者が最も多く、彼らは開山期の混雑の回避するためと言いますが、閉山期の遭難確率は開山期の倍以上です。遭難や事故のリスクを考えないのでしょうか。また行政の対応は…。To be continued
「測量の日」は社会における測量の重要性を啓発するために平成元年に当時の建設省によって制定されたものです。この日付は測量の基準などを定めて測量法の公布日である昭和24年6月3日に由来しています。測量は地図やハザードマップの作製、災害時の被害調査など位置や地形に関する情報が必要な分野では不可欠で、この技術がなければ正確な地図作りも、安全な街つくりや災害への備え、円滑な土地の売買も困難になります。伊能忠敬より始まった測量は、技術の発展とともにより身近なものになっています。
2回目は『長万部』です。「おしゃまんべ」と呼びます。まず読めませんね。難しすぎます。アイヌ語で「カレイ(魚)のたくさん捕れる河口」も意味です。札幌から電車で2時間ほどかかり、内浦湾に面した町です。人口5000人ほどです。東京理科大長万部キャンパスがあるため、18-19歳の学生が多くいますが、街全体ではここ50年で人口が3分の1に激減しています。小学校の閉校や駅の廃止などが相次ぎ、過疎化が進んでいます。札幌と函館間にあるので何度か車で通ったことがありますが、立ち寄ったことはありません。
難しい漢字ですが、私の故郷である北海道にはアイヌ語を漢字にあてた難解な読み方をする地名が数多くあります。道産子には何の違和感なく読めますが、道外の方にはまず読めないでしょう。初回は『倶知安』です。「くっちゃん」と呼びます。ここ数年で地価が最も上昇した町の一つです。スキーヤーにとっては垂涎であるパウダースノーで有名なニセコアンヌプリのふもとにある街です。人口15000人ほどで、札幌から91km、千歳空港から102kmに位置します。40年以上会っていませんが、いとこが一人住んでいます。ニセコ人気で外国人が多く訪れているため、最近多くのホテルが建設され賑わっていますが、少子高齢化が進んでいます。
日本語では『中年の危機』です。中年期特有の心理的危機、また中高年が陥る鬱病や不安障害を指します。中年期は働き盛り、熟年で人生の最盛期のはずですが、心理学では大多数の大人が経験する人生の一つの段階とされています。加齢による身体的変化や、年齢的に子離れを伴う家族ライフスタイルの変化などにより、人生前半期には獲得的・上昇的変化が中年期には喪失・下降的変化として体験され、これが要因になっているとされます。個人的には一切無縁でしたので、何とも言えませんが、振り返ると筋トレを始めた時期と会社起業やPTA役員、倫理法人会やRCなど様々な社外活動に忙殺されていた時期と重なるため、そのような感情が入る隙間がなかったのだと思います。先日たまたま昔の手帳や日記を見たら、今では絶対できないと感じるほどの多忙な毎日でしたので…。でもそれが楽しかったのでしょう…。大変だったという思い出はありませんので。
楝(おうち)とはセンダン科の落葉髙木「センダン(栴檀)」の古名です。静岡以南の温暖地域に自生し、5~6月頃に小さな花を咲かせます。その花の淡き青みのある紫色を「楝色」と言います。平安時代には端午の節句の頃に咲くことから、邪気を祓う植物として飾られ足り、装束にもその色を用いています。繊細で優美な色青の「楝色」は日本の歴史や文化の中で大切にされてきた色の一つです。
東南アジア最大の人口国インドネシアの通貨であるルピアが歴史的な下落となっています。1990年代後半のアジア通貨危機に付けた1ドル=1万6800ルピアを1月に割り込み、4月には1万7000ルピア台で推移しています。世界4位、約2億9000万人の人口を擁するインドネシア経済は、国内総生産の約5割を家計消費が占める内需主導型ですが、輸入超過の状況にあるため通貨安は逆風になります。この背景には現政権の放漫財政とガバナンス不在、また中東危機が追い打ちをかけているようです。2024年10月に就任したプラボウ大統領による約8000万人を対象とする無償給食には巨額の予算が投じられています。このような財政規律を無視する政策がルピア安につながっています。ASEAN諸国の雄であるインドネシアの状況が早期に好転することを期待します。
アメリカ・イスラエルとイランの戦争によるホルムズ海峡の緊張は、我が国のエネルギー安全保障が抱えてきた構造的な脆弱性を浮き彫りにしたと感じています。特に原油は9割以上を中東に依存しています。つまりホルムズ海峡を通過しなければならないのです。この理由には①製油所の構造制約:日本の製油所が中東産の中重質原油を前提に設計されている ②経済合理性:輸送距離、供給量、契約の安定性で中東が優位に立っている ③エネルギー政策の優先順位:脱炭素や電力の安定供給が重視され、原油調達構造の転換は後回しにされている があります。LNGが豪、米、マレーシアなどに分散されているのとは対照的ですが、海上輸送に依存するため、原油同様のシーレーンリスクは残ります。早期の供給網構築が望まれます。
珊瑚はイソギンチャクやクラゲと同じ仲間の刺胞動物で、種類は大きく分けると、長い年月をかけてサンゴ礁を形成する「造礁珊瑚」と、深海に生息して固い骨格を発達させた「宝石珊瑚」です。後者は古くから装飾品として用いられ、特に赤いものが貴重とされました。我が国では江戸時代になって初めて宝石珊瑚が発見され、珊瑚漁が盛んになりました。珊瑚は「産後」との語呂合わせから、健やかな赤ちゃんの誕生を願う女性のお守りとしても知られています。昨今の温暖化の影響で東京湾沖にサンゴ礁が繁殖しています。以前ではありえないことです。15年ほど前までダイビングを楽しんでいたころは、サンゴ礁を見ることが最大の楽しみでした。また潜りたいなあ…。