やめ時の科学

オーストラリアのニューサウスウェールズ大学のある論文に「0.368」という数値がでてきます。統計学を駆使した「やめ時」の数値です。どの時期でやめればいいのか悩みますよね。それは「時間や金額×0.368=やめ時」で計算すると、統計学上最も確率の良いやめ時が計算できるそうなのです。

 

たとえば、ギャンブルをしている人がいたとします。今日の資金は10万円!そして勝ち負けを繰り返しているとします。このまま続けたらお金を使い切ってしまうかもしれない。いやいや、この後大当たりして大儲けできるかもしれない…。さて、この人はどの時点でやめるのがいいのでしょうか?

 

魔法の数値を使うと

資金10万円に0.368を掛けた3万6800円を越えたところで切り上げるのが統計学的にベストなんだそうです。

 

あるいは、今年中に彼氏つくるぞ~っと張り切っている人がいたとします。その結果新しく彼氏ができたとしましょう。ふと、「今年の私はついているわ!もう少し待てばもっといい彼氏ができるかも…」 「いやいや、いまの彼氏を振ってしまったらもうこんないい人とは出会えないかもしれない…」 「う~~んどうしよう・・・チャレンジするかしないか悩ましいわ…」

 

こんなときに魔法の数値を使います!

彼氏募集期間12ヶ月に0.368を掛けた4.4ヶ月。

約4ヶ月半まではチャレンジ成功の確率が高く、それ以降のチャレンジは失敗して後悔することの方が多くなるそうです。

 

本当なんでしょうか???ニューサウスウェールズ大学ではオーストラリアの女性を対象に検証実験をしています。検証では約37%の人が公式通りの結果になったそうです。0.368凄い!と言いにくい微妙な結果ですよね・・・。

大山