映画の話

先日、映画『関ヶ原』観に行ってきました。

岡田准一さんが石田三成、役所広司さんが徳川家康を演じ、司馬遼太郎原作の『関ヶ原』を映画化したものです。

 

関ヶ原に関しては、学校の教科書に載っている程度の知識しかなかったので、とても新鮮でした。

その後の日本はどうしても徳川が中心ですので、西軍側の立場とか、正直そんなに考えたことも無かったですし、石田三成のこともあまり知りませんでした。(もちろんこの映画が創作で完全な史実ではないということも分かっていますが)

この映画は、石田三成側からの視点が中心なので、どうしても(このあとの結末を知っていても)三成を応援したくなってしまいます。そして役所さん演じる徳川家康がなんとも嫌な人物に見えてきてしまう。

合戦のシーンは大迫力!ラストは切なかったです。「大一大万大吉」・・・。

どんな立場の人たちが、どんな気持ちで、どんな背景があって、どんな行動をするのか、そしてそこに信念はあるのか。見方をかえると、また感じ方も違うんだろうなと思います。

 

この映画で個人的にツボだったのが石田三成の側近、島左近のかっこ良さ、です!最強じゃないですか!演じている平さん、もともと好きな役者さんだったのですが、今回、ますますファンになりました。応援してます。

もちろん主演の岡田くんも、安定のかっこよさ・・・。うーん、日本映画に欠かせない俳優さんになってますね。

 

役所広司さんと岡田准一さんと言えば、何年か前のアカデミー賞受賞作、『蜩ノ記』を思い出します。こちらもいい映画だったなぁ。映画館で観たので無く、芦澤先生にDVD借りたのでした(先日も『この世界の片隅に』をお借りしました(笑)。ありがとうございます!)『関ヶ原』監督の原田監督の他の映画だと、『駆け込み女と駆け出し男』も面白かったです。オススメです!

 

 

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