説教

立場上、子供たちにお説教する場面があります。

自分が子供時代には「はやく終わってくれー」と心の中で祈っていました。立場が変わったら、どうでしょう。はやく終わっているか。否。日本人は自分がされて嫌なことは他人にもしてはならないといった考え方をする場合が多いように思います。しかし、立場が変わってからも子供時代と同じ考え方をしているようではまっともな大人とはいえない。昨今の御父兄も自分の子供時代はああだったこうだったと考えて、子供に躾を躊躇うことがありましょうや。断固としてないはずです。幼い子たちを導く責任が発生しているからです。したがって、かくいう私も自分の子供時代は棚に上げて、思い切り叱りますし、思い切り誉めます。先に生まれた先生だからです。自信があるからではありません。むしろありません。でも、言わなければならないときに言わないのは責任放棄になるから、必ずその場で言います。叱られた子は逆ギレするかといえば、全くその反対です。せっかく縁があって出会っています。よい縁にしたいのです。よい出会いにしたいのです。

                                      あっしー