人間・アリ・象

小学校の図書室にあった本です。

何度も読んだ思い出の本です。

読むと、動物の大きさと身体的能力の関係について詳しくなっちゃいます!

中学の時に数学で勉強する、相似比、面積比、体積比の関係を、動物を例にとって具体的に説明してくれます。

例えば、体の大きさが2倍になると、筋肉の断面積は4倍(2乗倍)、体重は8倍(3乗倍)になるので、

重くなった体を動かすだけの筋力が足りなくなってしまう。

例えば、ジャンプ力なら

8倍の体重÷2倍の筋面積=半分のジャンプ力

という風に、体が2倍に大きくなってもジャンプ力は半減してしまうので、

結局元の身長のときと同じ高さしか飛べないよ。

などという話がたくさんありました。

今、読んでも興味深い内容の本だと思います。

大山