活力源

誰か自分以外のヒトのために頑張ることはできますが、自分のために頑張るとなると難しい。たぶん、他人のために頑張ることが自分のためになるからということではないかと思います。ただ、純粋に自分の身は自分で守らなければならなくなったら、それはそれでがんばると言うより必死という言葉に代わるのかもしれません。

衣食足りて礼節を知るという言葉がありますが、今の日本の大半の国民は贅沢しようと考えなければ、衣食は足りているのでしょう。ただし、これだけ変化の激しい時代にあって、それがずっと続くことはありえません。鎌倉時代の人たちは「無常観」というもので納得しようとしたり、仏教に帰依し来世の幸福を願ったりしていました。みなさんは平成最期の元旦は何を祈りますか。無神論者のわたしは神様仏様に祈っても、どうにもならんことはどうにもならんと思っていますが、日本人の風習として初詣にはいきます。いつも「子供たちが無事に合格しますように」。毎年これだけです。

                                           あっしー