部活、それとも、勉強?

部活をしている中高生は忙しい。スポーツ系の部活だけでなく、吹奏楽部のように必要とされる技術の習得に時間のかかる部活動も(吹奏楽の練習そのものはスポーツ系と言ってよいのかもしれない)拘束時間が長く、そのせいで勉強時間の確保が難しい。生徒だけでなく指導にあたる教員の方々も大変だ。

 

もちろん好きで活動している生徒がほとんどだろうから、疲れるし、眠くなったりするが、部活動自体が苦になるという生徒はあまりいないだろう。が、進学したい高校や大学ができたとき、部活動にさかれる時間が負担になってしまう生徒たちが多いのもまた事実であろう。

 

ときどき塾の生徒に話す。「部活の半分でも勉強に時間をあてられれば、もっと点数とれるのになあ」と。皆、頷いてはくれるけど、実際にはなかなかそうはできない。

 

部活動と勉強、個々の生徒ごとの人生設計によってバランスのとれたものにできないかと思う。