冬の星空

清少納言も好きだったプレアデス星団。

枕草子には、

「星はすばる。彦星、夕筒。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて」

「星といえば、すばる(プレアデス星団)。

 そして彦星(ワシ座のアルタイル)。

 よいの明星(金星)もいい。

 流れ星もそれなりに趣きがあって美しい。

 でも尾(しっぽ)がなければもっといいのに」

と書き残しています。

 

すばると言う名前は「統べる(すべる、すばる)」からだといわれています。中国では「昴宿」と書きます。ですから、「すばる」には漢字の「昴」が当てられています。

大山