池江璃花子さん

 先日の情報ステーションのインタビューを見られた方は多いと思います。壮絶な抗がん剤との戦いが語られる一方で、2024のパリ五輪を目指す、何ならその次の2028の五輪も出場すると言ったときの言葉と表情には心を大きく揺さぶられるものがありました。地元開催の東京2020では金メダル候補の大本命と言われていた彼女。今回の五輪は彼女の目にどのように映るのだろうか。五輪組織委員会に是非お願いしたいことがあります。最終聖火ランナーとして国立競技場に点火するのは、一度もオリンピックでメダルを取ったことのない池江さんであってほしい。

 高橋イサオ