牛のトイレトレーニング

地球温暖化防止の活動は、脱炭素運動として様々なところから始まっています。省エネルギーや、生活スタイルの変更など多くの工夫が発表されてきました。変わったところでは、畜産業は大量の温室効果ガスを排出するため「地球温暖化を止めるには肉や乳製品を食べないようにするべき」という意見があがったり、「牛のエサを工夫してゲップを減らす方法」といった研究をしている人もいます。(昔、電波少年というTV番組で、地球温暖化防止をするためにタレントの松村邦洋さんが、牛のゲップをチューブで吸い込むという企画があったのを思い出しました。)

ところで、ドイツとニュージーランドでは「牛のトイレトレーニング」をしているといいます。牛は1日に大量の尿を出します。尿から発生する亜酸化窒素という化学物質は、二酸化炭素の300倍の威力を持つ温室効果ガスです。もし牛にトイレで尿をしてもらえれば、有害な物質ができることを止めることができるはずです。そこで牛に『トイレトレーニング』させ、環境問題を防ごう!と実験が始まりました!(続く)

大山