紅葉

ここしばらくで、ぐっと紅葉がすすんだ感じがしますね!修学旅行で京都に行ける生徒さんたちが羨ましいな…。今なら海外からの観光客も少ないでしょうし、紅葉もきれいだと思います。

 

さて、紅葉の季節になると、高校の生物の授業で色が変わるしくみを教えてもらって衝撃を受けたことを思い出します。

 

たとえばイチョウの黄色だと、寒くなって日照時間が減ってくると、緑色に見える光合成色素「クロロフィル」が分解されて、もともと葉っぱに存在していた「カロチノイド」という黄色い色素が目立つようになるので黄色く見えるようになります。

カエデなどの赤色は、同じく「カロチノイド」が炭水化物と反応することで「アントシアニン」という赤・紫の色素になって赤く見えるのだそうです。

 

当時、緑が黄色に変わるんじゃなくて、「もともとあったのに見えていないだけだったんだ」ということにびっくりしました。

 

そういえば、大学のイチョウ並木もこの時期すごくきれいでした。でも、銀杏の匂いもすごくて、みんな避けて通ってたことも思い出します。うっかり踏んだりすると大変でした。京都は無理でも見に行ってみようかな…。