当たらなければどうということはない

「スレンダー、来たか。敵のモビルスーツの後ろへ。」

「しょ、少佐、武器が違います!あの武器は自分は見ていません!」

「当たらなければどうということはない。援護しろ。」

 

「ガンダム破壊命令(第2話)」でのシャアの有名なセリフです。戦艦の主砲並みのビームライフルにおびえる部下のスレンダーに対して冷静になれと言葉をかけた場面です。私も予想外の出来事や、自分自身でフォローしきれないような状況に出会うとパニックに陥ってしまうことがあります。その結果、通常では考えられないような行動をしたり、思考停止になってしまったり…そんな時に、少佐から自分自身を我に返させることができる言葉を投げてもらえたら、きっと適切な判断ができるようになれるかもしれないと思うことがよくあります。理想は自分で冷静になれるだけの経験と精神力を持つことなんですが、そんなことができる少佐に憧れます。(ちなみに冷静になれ!と頑張る部下のスレンダーはこの後、ガンダムのビームライフルに撃ち抜かれてしまうんですが…)

大山