歴史が変わる

私が好きな役者さんが出ているので、いつもはあまり見ない大河ドラマをちょくちょく見ています。今回の大河ドラマの主役は北条義時。これからいよいよ舞台は鎌倉に移っていきます。

 

さて、ある年齢以上の日本人に鎌倉幕府の成立は何年?と聞くと、口を揃えて「いいくに作ろう鎌倉幕府!」と答えると思います。でも、今の教科書では鎌倉幕府成立は1185年(※諸説あります)となっているんですよね。ここ何年か、いろいろな番組でも特集されていましたが、何をもって鎌倉幕府の成立とするかは難しいところで、現在では「鎌倉幕府は何年もかけて段階を踏んで整えていった」という見解を取っているようです。

 

その他にも、たとえば聖徳太子という名前は本当の名前じゃなくて、後の時代の人がつけた名前だから「厩戸皇子」と書いてある、とか、江戸幕府が「鎖国」という制作を取っていたとは書いていなかったり(いわゆる「鎖国」と呼ばれる状態だった、と書いてあったりします)…とにかく、以前とは違う教え方がされているのです。

 

様々な研究が進み、その発見にあわせて教科書も様々に変わっています。

保護者様も是非、お子さんの歴史の教科書をご覧になって下さい。新しい発見があると思います!