地球上のアリは2京匹②

前回、地球上のアリの総数が2京匹を超えるという話をしました。ところで、地球上のアリの総数をどのように数えたのでしょう?市役所に行ってもアリの住民票なんてありませんから、なにか数える工夫があるはずです。

工夫その①

ある場所の決まった広さに何匹のアリがいるかを調べます。その匹数を周囲にまんべんなくいるという仮定して面積分かけておよその匹数を求めます。この作業を熱帯から寒帯まで行い、足し合わせておよその数として計算します。

工夫その②

アリが世界中の昆虫数の1%を占めると仮定していろいろな昆虫の生息数を調べ、計算します。

今回のアリの総数2京匹は、工夫①の方法を用いて算出したそうです。

大山

数えにくいものを数える方法に興味を感じたら、こんな本もあります。ぜひ読んでみてください。