世界一孤独なシャチ

世界一孤独なシャチと呼ばれているシャチは、カナダの水族館で10年以上ひとりぼっちで過ごしています。シャチは仲間と群れをつくって生活するタイプの動物です。一人ぼっちで水槽の中にいるのがかわいそうだと多くの人から対策の声が上がっていました。シャチの名前はキスカ。47歳で亡くなったそうです。

キスカはもともと仲間と一緒に水族館で生活していました。仲間が次々に亡くなり最後は10年間一人ぼっちになってしまったのです。現在カナダには海洋哺乳類の繁殖や輸入・飼育が違法となっていますので合法的にシャチを飼育することはできないという事情もあったようです。心が締め付けられる思いです。

大山