外来種被害

 人や物の行き来が増えた結果、外来種が世界各地に持ち込まれ。その影響が拡大しています。1970年以降経済的損失は10年ごとに4倍ずつ増え、政府間組織は年62兆円と試算しています。特に侵略的外来種は自然や経済、食料安全保障、人の健康など幅広い分野で脅威になっており、農作物への打撃のほか、同宿物の絶滅の6割で主要な原因となっているそうです。日本の港湾でも猛毒を持った「ヒアリ」が相次いで確認されています。文明の発達の弊害の一種かもしれません。