閉鎖的な日本①

 地理的にも歴史的にも侵略経験がほぼない島国であることに加え、他にあまり類を見ない単一民族国家であることもあり、我が国の閉鎖性は長短ありますが、最近は弊害の方が目につきます。今回より数回この話題を綴らせてください。一回目は「外国人受け入れ」です。まず「外国人」という呼称自体が根本に自分たちとは異なる存在だという認識があると感じます。他民族国家ではあり得ない考え方です。世界一少子高齢化が進み、深刻な労働力不足となっているにもかかわらず、「外国人受け入れ」には全く消極的であることにも、このことが表れています。治安が悪くなるという意見があるそうですが、一種の人種差別ですね。是非改めてほしいと感じています。