創業メンバーによる座談会

左から、髙橋取締役(八日市場スクール校舎長)・横山会長・大山取締役(佐原スクール校舎長)

創業メンバーによる座談会を実施しました。その模様をお伝えします!

.まずは、30周年おめでとうございます。

この節目の年を迎えて、一言ずつコメントをお願いします。

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 生徒、保護者の皆様を始め、過去より本当に多くの関係者の皆様方に支えられ、創業30周年を迎えることができましたことを深く感謝するとともに、ここに改めまして御礼申し上げます。

 創業当初の生徒さんの多くは40代後半を迎え、お子様を持つ保護者様になられた方も多いことでしょう。昨今、以前に弊社に通われた方のお子様が入会されるケースが増えております。本当にありがたいことだと感じております。

 今後も地域の皆様方のご指示を受けられるよう、職員一同努力を重ねてまいりますので、よろしくお願いいたします。 


 会社を立ち上げるときはとても不安でした。名前も知られていない塾が成田でやっていけるのか。知名度の高い大手の塾に果たして勝てるのか。現在の横山会長に塾を一緒にやらないかと誘われたときに1週間考えさせてくださいと答えたことを覚えています。

 「まさか、30年も続くとは思っていませんでした。。。」とは今まったく思いません。塾を開校するときも必死でしたし、その後、幾多の困難を迎えたときも一生懸命でしたが、自分を必要としてくれる生徒が過去にも現在にもこんなにたくさんいると思うことでたくさんの勇気をもらえました。そして、未来にも。

 だから、NPSは永久に不滅です!


 「気づいたら30年たっていたのか…」というのが正直な感想です。多くの方々との出会いがあり年月を感じる暇もなかったのかもしれません。

 初期の頃の生徒はみな立派になって、何かの拍子に出会ったりすると本当にうれしい気持ちでいっぱいになります。この仕事をしていてうれしいのは、受け持った生徒たち立派な大人になっていくのを見る事ができることです。少年少女の可能性を感じ、その可能性を実現していく姿をリアルにみられるこの仕事は最高だと思っています。


ありがとうございます。

では、続いて、NPSの設立当初のお話を伺いたいと思います。

当初の雰囲気としては、どのような塾だったのでしょうか?


 その当時の話ではありますが、授業や仕事が終わったあとでも、先生たちで生徒の指導などについて、熱心に語り合っていましたね。そういう意味では、今とは違うタイプではありますが、熱のこもった先生たちが集まっていました。

 これは今でもそうですが、生徒の話をするのが私含め大好きでした。やはり生徒のことを考えているのが楽しいですね。

 


 あとは、1クラスが20人以上の規模で、クラス担任制を取っていました。そのため、「我がクラス !!」という意識が強く、「自分のクラスが1番成長している!させてやる!!」と思い入れがどんどん強くなっていきました。そこで、ほかのクラスや先生にライバル意識を持つようになり、平均点を競う形で、生徒の指導にもより一層熱が入りました。


 そういうこともありましたね!

 自分のクラスの平均点が他クラスより低かった場合、「次は見ていろ!抜かしてやる!」とバリバリ燃えました。

 そして、いかに生徒が望む志望校の合格へと導けるかが腕の見せ所です。

 


 ほかにも、それぞれの先生は「自分の指導こそが1番」という圧倒的な自信を持っていました。だからこそ、生徒の成績を伸ばすことについて、自信も熱意も過剰なほど満ちていました。

 その自信や熱意こそが、NPSの先生の特徴ですね。


次に、NPSを立ち上げてよかったことについてお聞かせください。


 NPSを立ち上げてからは高校生の指導も一貫してできるようになり、生徒を長く指導することが可能になりました。

 また、それまでに存在していた、会社の実績づくりとしての「偏差値の高いところへ誘導して合格させる」という風潮を打破できたこともよかったことの1つです。

 私としては、生徒本位の指導ができたのがいいですね。


 同じ目標・目的・意識を共有する仲間と一緒に働けたことはとても大きいです!これで、生徒に対して同じベクトルで向いて指導できます。同じ「生徒のため」であっても、一緒に働く先生と仲良くなければ、よりよい指導は難しいですからね。

 


 「地元で働ける」というのは1つ重要視しましたね。地元で働くことで、地域密着の精神や地域の方との縁を大事することの重要性をとても感じました。

 30年も続けるためには、地域との協力がなければ成り立ちませんから。


続いては、設立当初の苦労話を聞かせてください。


 設備面は少しひどかったですね(笑)

 生徒数が多くなったことで、教室のキャパシティを超えてしまい、プレハブ小屋で授業をしたり、教室からはみ出る生徒もいました。

 プレハブは寒いし、外の音もガンガン入ってくるので、今思うと環境的には厳しいものがありました(笑)

 また、先生たちのスペースもないため、休憩するときは車の中で……。なんてこともありましたね……。


 自分は個人的な話になりますが、高校生指導の経験が少なかったため、高校生指導ができるようになるために必死に努力しました。

 毎週、ほかの先生に解法や指導法を聞いてまわって、自分の知識・経験を増やしていきました。

 先生自らも学ぶ姿勢を示すことができたので、よい機会でもありました。

 


 私は、NPSを立ち上げたことで先生としてだけでなく、経営者としてもやっていく必要があります。そのため、税務などの経営についての知識を身につけなければなりません。

 一朝一夕にできるものではなく、2~3年ほどかけて経営についてのノウハウを習得しました。


現在のNPSは、和気あいあいとしていながらも、真面目な雰囲気も感じるのですが、

設立当初のNPSの雰囲気はどのようなものだったのでしょうか?


 私から見ると、今も昔も子どもたちのムードやタイプに大きな変化はないと思いますね。特に自分が直接指導している旭スクールや八日市場スクールは季節ごとのイベントも大々的にやりますよ。例えば、夏には花火、秋にはハロウィンで仮装もします!先生も仮装して、某鬼を退治するアニメのキャラやミニスカサンタ(笑)なんてのもやりました!

 


 あっ、本当ですか?私的には、昔の生徒たちは「わんぱく」でありながらも「宿題はキッチリやる」子が多かった印象です。

 今の生徒たちは、どちらかというと「おとなしめ」な感じでしょうか。時代の空気感といってしまえばその通りかもしれませんが……。


最後になりますが、今後40年・50年と続いていくなかで、展望ややりたいことなどはありますか?


 私はやはり、「50周年記念行事に出たい!!」ですね!50周年という大きな節目をぜひこの目で確かめたいですし、大きな目標として今も働いています。

 そして、卒業生が成長し、社会人となって、さらには親となって……。そんな立派に成長した生徒の姿を見たいですねぇ!


 私は、自分が今まで培ってきた見識・経験をさらにいろいろなところでも発揮して、いつまでも活躍していたいです!

 例えば、生徒ひとりひとりにしっかりと向き合って合格させるノウハウや教室の規模を拡大させて会社を飛躍させる方法など、私だからこそできることがまだまだたくさんあると信じています。

 それらをぜひ実践していきたいですね。


 私としては、経営者目線で考えてしまうのですが、会社としてまだまだ成長できる部分や決まりきっていない部分など完璧ではありません。完璧にするのは難しいかもしれませんが、私の持てる力を尽くして会社を、NPSをよりよいものにしていきたいです。


横山会長、髙橋取締役、大山取締役、貴重なお話ありがとうございました!

スタッフ一同も初心を忘れず、NPSとNPSに通う生徒・保護者様のために指導していきます。

また、NPSを卒業した方もご覧いただけたと思いますが、昔を振り返っていただき、

校舎へと足を運んでもらえればと思います。