NPS塾長、横山英樹によるブログです。
本日は「梅干しの日」です。昔から「梅はその日の難流れ」で、「七(なん)が三十(さる)」のごろ合わせで制定されたそうです。朝に梅干を食べることで、体調不良やそれによって起きる事故や災害から逃れるという意味や、古くは病気の治療薬、戦国時代では兵糧にも用いられていました。確かに梅干のクエン酸の効能は優れたものがあります。個人的には大好きですが、塩分過多にならぬよう気をつけているため、日ごろ食すことはあまり多くありませんが、おにぎりの具や旅先の朝食では必ず食べています。
今年も記録的な暑さで外出の際に水筒が欠かせません。わざわざ店でペットボトルをその度に購入するのが億劫で、かつ勿体ないこともあり、ここ数年毎日持参しています。中身はお茶かアクエリアスゼロです。カロリーゼロは譲れません。ところで最近水道水の味が格段に上がったと聞きました。また栄養価も高いとのことです。昔と異なり蛇口からの水を飲まなくなって久しいので、少し勇気がいりましたが?飲んでみると結構おいしくて驚きました。妻は嫌がりますが、最近は昔のように水道水を飲むように努めています。
大相撲に関する記述は1年ぶりです。次々と新しい優勝者が登場するのは見てて面白いですが、強い横綱や上位陣がいないことに納得がいかず、しばらく筆をおいていました。史上最速で横綱になった大ノ里の関にしても、まだまだ強さと弱さが混在しています。愛知国際アリーナのこけら落としとなった名古屋場所ですが、序盤から横綱が星を落とし、平幕力士を中心とした優勝争いとなり、13日で8人、14日で5人が争う大混戦となり、千秋楽で平幕の琴勝峰、安青錦、草野の三人に絞られました。本割で安青錦を破り、決着をつけたのは琴勝峰でした。13勝2敗での優勝です。同部屋の大関琴桜に隠れた存在でしたが、弟の入幕に刺激を受けたのでしょう。来場所も活躍を期待します。
今月13日に私が住んでいる町内会のゴルフ同好会懇親会を幹事として開催しました。この会は1998年に結成された町内の同好会です。当時は60歳で会社を定年になった人たちを中心に、ゴルフを嗜む人たちに声がけをして20人ほどで結成されました。当時私はまだ38歳でしたが、若手ながら思い切って参加したのです。その後会員数は40人近くになり、毎月のコンペや年に1,2回県外・海外遠征をするようになり、楽しいゴルフを経験させていただきました。それから四半世紀が過ぎ、鬼籍に入った方やゴルフを引退した方が数人いらっしゃいますが、壮健な方がほとんどで、平均年齢が85歳に近いにもかかわらず、今回の懇親会に20人以上の方が元気に?参加してくれました。自分も65歳となり当時の皆さんの年齢を超えましたが、この会ではいつまでも若手のままです。この関係が少しでも長く続くことを祈ってやみません。次回は来年1月に開催する予定です。
前回最適な世襲となった「徳川秀忠」とは異なり、世襲に失敗し、滅亡した原因を作った「武田勝頼」を取り上げます。彼は信玄の四男として生まれました。信玄には嫡男の義信がいましたし、諏訪家の側室が生んだ弟の勝頼はいったん家臣の列に降りました。とこらが義信は信玄と争い自殺したため、勝頼が息子の信勝が成人するまでの後継者となったのです。彼は本来の後継者ではなかったという引け目があったのでしょう。信玄が落とせなかった城をわざわざ落としに行ったり、城を築くなど父とは異なる行動で自分を誇示したため、家臣は離反していきました。自分は単にリリーフであり、信勝の時代に盤石な体制がとれるよう腐心すべきでしたが、彼にはそれができず、織田信長に滅ぼされてしまいます。世襲が大失敗した好例だと思います。
ここ数日の暑さは異常です。外出するのが辛いと感じるのは人生で初めてです。車内温度も半端ない熱さ(暑さではありません)で、車内温度はとんでもないことになっています。気象庁発表ではここ3年連続で真夏日と猛暑日の数が、全国各地で過去最高を更新し続けています。地球温暖化の話は何度か綴りましたが、北海道のオホーツク海側の北見市や紋別市が40度近くなるなんて、道産子の私には信じられません。クーラーを設置していない家庭がほとんどですので、本当に大変だと感じます。まさに猛暑ではなく酷暑です。まだ7月中旬です…。
販売員にノルマを課さないケーズデンキでは、ポイントカードを作っていません。ポイントカードでお客様を縛らずとも、また来たいと思わせる店を目指し、店舗での「現金値引き」にこだわっています。また収益を確保できる「経営のしくみ」を整えており、店舗経営の無駄や余計な販促を徹底的に省き、賃料の安い郊外に店舗を構え、広い売り場で多種多様な商品を置くことで、お客様のニーズに応えています。また取引先のメーカーに無理な値引きを頼まず、互いに利益が出る方向を目指しています。取引先やお客さまなどすべてのステークホルダー(利害関係者)を大切にすることが『がんばらない経営』の精髄なのでしょう。
熾烈な競争が繰り広げられてきた家電量販店業界では、極めて異例な64基連続増収という驚異的な安定成長を遂げているのが「ケーズデンキ」です。加藤修一名誉会長の『がんばらない経営』は有名です。これは努力をしないということではなく、無理な成長を追い求めないという意味です。これは会長の原体験に基づいたもので、終わりのない経営で一番を常に目指すことはしないというものです。実際販売員にノルマを課しません。ノルマのない販売員は一人一人のお客様にゆっくりと丁寧に対応できる。いぇに再来店してくれるというのです。さらに加えて…。To be conntinued.
夏の暑さで食欲のない時には、冷や麦と共に「冷奴」は最適です。お酒のつまみにもなりますし、生姜醤油で食べると食も進みます。豆腐は昔も今も滋養も高いため、日本人の食卓には欠かせない食材です。また何といっても安価なことが大きいです。100円程度で購入できる滋養の高い食材は諸外国に皆無です。ほぼ毎日のように、味噌汁の具やお酒のお供で私を楽しませてくれています。
今日は上杉鷹山の旧歴の生誕日です。昨年GWを利用して東北地方を旅した際に米沢市の上杉館を訪問し、自分の知らない歴史を学んだことは昨年のブログで綴りましたが、今回は鷹山が生涯の師と仰いだ細井平洲について綴ります。彼の教えに「学思行相まって良となす」という言葉があります。書物を読み話を聞いて学ぶだけではなく、自分で考え実践することで初めて本当の学びとなるという意味です。鷹山はこの教えを守り、様々な意見に耳を傾け、現地に赴き、自ら質素倹約を心がけて、食事は一汁一菜、衣服は木綿など率先垂範しました。この結果崩壊しかけた藩財政の立て直しに見事成功しました。リーダーは何事も率先垂範すべきだという教訓かつ好例です。
環境配慮への意識は年々高まっているにもかかわらず、これを逆手に取った『グリーンウオッシュ』というビジネスがあります。これはエコをイメージさせる「グリーン」と欠点を隠蔽し、体裁をよくするという意味の「ホワイトウオッシュ」を組み合わせた造語です。エコを連想させるデザインやうたい文句などを用いて、「環境に良い」と消費者を誤解させ、販売を促進する商品やサービスが問題視されています。例えば「リサイクル素材を使用」と表記していても、使用率はごくわずかで、環境負荷に大差ない商品がこれに当たります。このような不誠実な商行為は決して許せるものではありません。
人は皆、他の人に認められたいという「承認欲求」を持っています。特に子供の頃はそれが強いため、私は仕事で子供に接するときは、小さなことでも大袈裟に褒めます。ゴミを拾う、靴を並べるという行為から、自習に来たり、質問に対して良い答えをしたときなどまで、幅広く褒めます。するととても嬉しそうな顔をしてくれます。すなおでとてもかわいいです。しかし大人はこうはいきません。大人になると自分を制御するのは自分ですから、自分に甘く、嫌なことに対する耐性が低くなる人が少なくありません。このようは人は承認欲求が強いのに、それほど努力をせず、結果も出せていないのに自分を認めてくれないことに強い不満を持ちます。困ったものです。
筑波連山の最も北に位置する山の一つである、霊山・雨引山。桜の咲く季節に山中にある古刹「雨引山楽法寺」で行われる『マダラ鬼神祭』は、鬼が主役となって人々に福を授けるという奇祭です。真っ赤な衣装をまとったマダラ神が白馬にまたがり登場し、一気に百四十五の石段を駆け上り、白装束の鬼たちも集結し、力強い踊りを披露したのち、本堂に上がったマダラ神が破魔矢49本を境内に放つ、「破魔矢の発遣」を行い、これを拾うと家内安全、無病息災などのご利益があるとされます。
西日本では観測史上最も早く梅雨が明けた我が国ですが、気候区分では温帯モンスーン気候に属しています。四方を海に囲まれているため降水量が非常に多い国です。降水量の総量を体積で表すと、1年間で約6600億立方メートルで、これは日本最大の湖である琵琶湖の水の約24倍もの量となります。しかし地形が急峻で川が短いため、多くは短期間で海へと放出されますし、一定の時期に集中するので我々が使用できる水は降水量の約1割に過ぎません。そのため水不足になる地域もあります。雨が好きという人は少ないでしょうが、「天の恵み」と受け止めねば罰が当たりますね。
先月よりスイカの時期になってます。子供の頃は北海道では現在とは異なり、ほとんど生産されていなかったので、食べる機会は決して多くありませんでした。ただお盆の際に両親の実家である網走市に帰省した際に、食べさせてもらったスイカがとてもおいしかったことを覚えています。長じてからは子供と一緒に食べましたが、そう機会は多くなかったかもしれません。現在は妻が好物であることから、この時期は冷蔵庫内にいつもあって、無理やり?食べさせられています。
これは二宮尊徳の言葉で「小さいことが積み重なって大きなことになるから、小さいことをおろそかにしてはならない」という意味です。ほんの小さなことを見過ごすことなく、まさに凡事徹底すれば大きな成果に結びつくことは仕事以外でも多々あります。小さなことでも当たり前のことを愚直に行う。これが大切なはずですが、残念ながら結果を出せない人はこれができません。勝手にできないとネガティブに考えるのでしょう。全く遺憾です。
今や生活には欠かせない宅配サービスですが、国土交通省が検討している宅配の新ルールでは、在宅・不在に関わらず商品を手渡ししない『置き配』を標準とする方針です。これは再配達率の高さによる、ドライバー不足や長時間労働などの課題にあります。賛否両論ありますが、宅配ボックスの活用、再配達の有料化など今後議論を深めてほしいと感じます。
今日は「洋食器の日」です。これは代表的な洋食器の一つであるナイフ(712)の語呂合わせです。ナイフは石器時代から使われている人類が使う代表的な道具です。例えば料理で使う包丁は家庭で使う「三徳包丁」や魚をさばく「出羽包丁」など多くの種類がありますし、大きく『刃物』と分類するとハサミ、カッター、ノコギリ、鎌や鉈、手術用のメスなど多岐にわたります。刃物の歴史は人類の知恵の歴史と言えますね。
「もったいない」という日本語を世界共通語として広める活動である「MOTTAINAIキャンペーン」があることを最近知りました。発起人はケニアの環境副大臣を務めた経歴を持つワンガリ・マータイ氏で、彼は自身が東アフリカで行っていた植樹活動「グリーンベルト運動」が評価され、2004年にノーベル平和賞を受賞しています。彼は初来日した2005年の初めてこの言葉に出会い、3R(再利用=reuse 再資源化=recycle ごみ削減=reduce)を一言で表しているこの言葉に感銘を受けたそうです。彼は2011年に亡くなりましたが、このキャンペーンは現在も続いており、今年20周年を迎えています。日本人として嬉しくなりました。
赤ちゃん食堂では乳幼児を抱えるお母さんの悩みを解消すべく、食事をしながら様々な家庭内の悩みを聞くのですが、今年からはそれにプラスして、心療士や育児カウンセラー、保育士などプロを招いての相談会も別途開催します。産後うつや育児ノイローゼなどから生じる、虐待やネグレクトを防ぐ活動は不可欠です。行政が具体的に動かない現状では、このようなNPO法人による活動が必須と感じています。ほぼボランティア活動ですので、会を運営する方々への財政的支援とともに、この活動に寄り添っていくつもりです。