うるう年

 今年2016年は4年に1回のうるう年で2/29までありますが、2100年、2200年、2300年は平年扱いとなり2/28までしかないことを知ってますか。これは教皇グレゴリウス13世が16世紀半ばにユリウス暦を改良し、グレゴリ暦として制定した暦法なのです。1年は365.2422日のため、400年間に97回のうるう年を設けることで1日の平均日数を365.2425日として誤差を調整するのです。このことは高校生の時に世界史を勉強して知ったのですが、うるう年になるたびに思い出します。まあ私たちの大部分の人は2100年には存在しませんので経験することはできませんが、このことを16世紀半ばに制定したことに人類の英知を感じるのは私だけでしょうか。