震災を想う

  昨日は震災から6年を迎えました。当時を振り返ると地震直後は会社外にいたため、すぐに本社と自宅に連絡しました。繋がらなくなるのは時間の問題だと判断して即座に架電したため、双方ともつながり被害がなかったことを確認しました。その後は予想通り携帯は繋がらなくなりました。一番被害が大きかったのは神栖校舎で、駐車場は大きく陥没し、職員室は大きな亀裂が走り、建物自体も少し傾きました。またひと月以上断水が続いたのでトイレ等の使用に大きな支障をきたしました。他校舎は幸い被害もなく営業に支障はきたさなかったものの、落ち着くまで時間がかかったことを憶えています。しかしその後は国全体が自粛ムードとなり、原発問題が毎日報道され、原発神話が崩壊して国全体が大きく揺れました。在日外国人は次々と離日し、日本産製品がいわれのない風評被害を被ったことも忘れられません。あれから6年が経過し、震災の記憶が薄らいでいることは否定できません。人は過去ではなく未来に生きるのですから致し方のないことかもしれませんが、亡くなられた多くの被害者のご冥福を改めて心よりお祈りいした昨日でした。