教える楽しさ

  塾講師として本格的に仕事を始めてから今年で37年目になります。37年というととても長い年月ですが、自分にとっては初めて教えた生徒たちのことは今も鮮明に記憶に残っているせいか、つい最近のことのように思えてなりません。でもその子たちは丙午生まれです。つまり今年で51歳になってますから、再会しても浦島太郎状態でしょうね。私は子供が好きなのでこの仕事が大好きです。私的意見ですが子供を好きになれない人が就いてはいけない仕事だと思っています。大人と違って計算がない子供の笑顔や言動が大好きです。その可愛い子供たちの役に立てる喜びはこの上ないものだと感じています。「先生のおかげで英語が好きになった」「わかるようになった」「成績が上がった」「勉強の仕方が分かった」などの言葉を聞くときほど嬉しく感じるときはないほどです。教える楽しさを感じている間は、この仕事は辞められないでしょうね。「こんなお爺さんに教わるのは嫌だ」と言われるまでは、先生として教壇に立っているつもりです。