無の境地

  夏期講習前半の授業が昨日終了しました。4校舎を担当する関係上、授業数が多くなり休日を返上しなければ消化できないため、毎日朝から夜まで出勤していました。自分の仕事は授業だけではないので、出社前も帰宅後も自宅で仕事をするという超過密日程をこなすことになったのですが、やってみると休み時間がないほうが集中できて時間の長さを意識することなく仕事に取り組めた感があります。この状況を結構楽しめた自分に少々驚きです。『あと何日』とか考えることもなく、粛々と仕事をこなすことができ、あっという間の13日間でした。『無の境地』と言えば大げさですが、やらねばならない仕事から逃げたいとか嫌だとかいう気持ちさえ起きなければ、何ら問題はないのでしょう。還暦目前ですが自分の体力に自信を持つことができました。代償はなまってややたるんできた身体ですね。 この歳で元に戻す大変さを考えると、それこそ逃げ出したくなってしまいます。トホホ……。