教わり下手

  去る8/7にこのブログを2時間近くかけて2回もアップしたにもかかわらず、スマホで試みたせいか文章が反映せずお蔵入り状態だったため、パソコンにて再びトライしています。私は教える商売をしているにもかかわらず、人から教わるのが好きではありません。はっきり申し上げると嫌いです。子供の頃の勉強は未知の世界ですので教わるより仕方ありませんでしたが、スポーツや雑学等は今日まで自学自習でやってきました。古くは将棋に麻雀、学生時代の卓球やバトミントン、大学時代からのボーリングやゴルフ、家庭を持ってからの筋トレや水泳、12年前からの野球の投手など未経験でも必ず本を買って熟読して、理論やフォームなどを頭に入れたうえで、一人で黙々と練習に打ち込みます。全く未経験だった投手は朝5時に起きて、近くの公園で的に向かって何百球も投げ込み練習をしてコントロールとスピードをを身につけましたし、ほとんど泳げず顔に水を付けるのも嫌いだった水泳は百回以上水を飲み苦しい思いをしましたが、最終的には海でも自在に泳げるようになりダイビングの免許を取得することもできました。筋トレも本を買ってライザップとまでは行きませんが、半年かけて自己流でそれなりの身体を作ることができました。3年前から始めているボクシングは格闘技のため、最初はジムの会長からジャブやフックなどの基礎を教わりましたが、最近は会長が不在の時にジムに通い自己練習をすることが多くなっています。性格的に人に頼る『他力本願』が嫌いで、自力で事を進めたいのです。まあその分時間がかかり、効率的には問題もありますが、この性分は治りそうもありません。私と対照的に他力本願の権化である妻は、「人に聞けば楽じゃない」と言いますが、聞く耳持たずというところです。『教わり下手』というより、『教わり嫌い』が正解かもしれません。