独学 ゴルフ編

 私は以前にも綴ったように学問以外は人から教わるのが嫌いです。知らない土地の道でさえ人には聞かずにネットで調べて、自分で何とかします。ゴルフを始めたのは大学4年生の時でした。同じ塾でアルバイトをしていた2歳年下の講師にショートコースに誘われたのがきっかけです。最初は空振りばかりでしたが全くうまくいかないところが面白く、当時青木・尾崎プロ全盛のゴルフブームもあり、すっかり虜になりました。ゴルフセットなど安い道具を買い揃え練習場に通いつめました。全くの独学でハウツー本を読んで、グリップやスタンスの位置、スイングの軌道に左の壁など理論を頭に入れて、試行錯誤で練習を続けました。しかし所詮独学ですから上達が遅いのです。レッスンプロに教わったり、スクールに通えばばよいのにこれが嫌なのです。短いクラブは何とか打てるようになりましたが、ドライバーなど長いクラブはスライス(球が右に大きく曲がることで、初心者はほとんどそうなります)ばかりで、なかなか上達しません。それでも半年ほど練習した後にコースにデビューしました。最初は他の方と同様スコアは130ほどでしたが、その後何と3回目で100を切ることが出来たのです。100という数字はゴルファーにとって、一種のステイタスとなる数字で何年やっても切ることが出来ない人が多いので、自分でもびっくりしたほどです。その後も95~100の成績で回ることが出来ました。ますますゴルフが面白くなって毎日のように練習しましたがここからなかなか進歩しませんでした。  To be continued