問題の先送り

 仕事が早い人と遅い人がいます。それほど能力は変わらないのですが、仕事に対する考え方や習慣が違うのでしょう。前者は依頼された仕事に早い時期から取り掛かりますが、後者は時間はあってもなかなか取り掛かりません。また前者はすぐできる仕事はその場でこなしますが、後者はすぐに取り掛かりません。結果、前者に比べて後者は仕事がたまっていきます。そして首が回らなくなり、依頼された納期に間に合わないという失態につながるのです。これは『問題の先送り』が原因です。面倒なことこそ先手先手で動くべきなのですが、後者はそうとわかっていても、やりたくないという気持ちに勝てないのでしょう。自分に負けて先送りを続けます。子供が怒られると分かっていて宿題をやらないのと同じです。残念ながら後者に属する人が多いのが現実です。一歩自分を動かして欲しいと思います。私は仕事をためるのが大嫌いなので、次から次へと仕事が入ってきますが、簡単なものであれば期限が後であってもその場ですぐにこなしてしまいます。これは習慣ですね。