バーを引く

 『バーを引く 』 とは自分の能力を自分勝手にここまでと判断し、これ以上は自分には無理だと納得させ、それ以上の行動を忌避することを指します。多くの人に当てはまる言葉だと思いませんか? 周りの多くの人はこの部類に入ると見ています。当社の社員も私の教育が悪いのでしょうが、多くがそうです。多分その方が楽なのでしょうね。面白いのですがそのような人はまずできない理由を挙げます。そしてそれを理由にすぐ諦めます。私は出来ないならばどうしたら出来るようになるかを考えることから始めますが、そのような視点はかけらもないようです。「できないものは仕方がないではないか」と出来ないことを情けないとは思わず、当然と思う思考回路にはそれこそ理解不能ですが…。生徒には決して諦めさせず、前向きな考え方で『バーを引く 』 ことをさせないようにできるのですが、大人は難しいですね。自分の殻を持っていますから。それこそ 『 殻 』 を破って欲しいです。