超高齢化社会一直線

 今月中旬に総務省の統計で65歳以上が初めて3500万人を超え、昨年度より56万人も増加。またそのうち75歳以上の後期高齢者は1748万人と、総人口の7人に1人に達するという結果が発表されました。世界に例のない超高齢化社会にまっしぐらです。年金破綻懸念や労働者不足の問題、高齢化社会をどう維持していくかに関する政府の無策ぶりには呆れます。様々な理論ばかり先行し、実効性のある政策がほとんど検討されてません。議員達も当事者意識が欠如しているらしく、それほどの危機感が伝わってきません。まあ金銭感覚的にも一般庶民とはずれていますから、自分達には縁遠いこととして危機感など感じないのでしょうね。今後を担う若者たちの負担をどうしていくつもりなのでしょう。介護現場では現在でも深刻な人手不足なのに、間近に迫る超高齢化社会ではどうなっていくのでしょう。想像すると暗くなるので自分は思考回路に蓋をして逃避しますが、責任ある場にいる政治家諸氏にはもらっている収入に値する最低限の仕事くらいしてほしいと切に思います。