当時は憧れだった車 愛車その3

 当時給料を振り込んでいた銀行の担当者にそそのかされた?こともあり、高い金利にもかかわらず多額の借金をして高価な買い物をすることになったのです。二代目の愛車はロータリーエンジンで有名なマツダ・コスモ三代目のツードアハードトップでした。当時の価格で300万の高級車です。そんな高級車を社会人二年目の自分が購入したことを父に告げると「馬鹿かお前」と一喝されたのを覚えています。父でさえそんな高級車を買ったことなかったのですから、罵倒されたのも今なら分かります。ある意味「若さは馬鹿さ」だと本当に思います。今の若い人のことをとやかく言う資格はないですね。マツダ・コスモは新式ターボ付きの加速に優れた車で、何といっても私が欲しかったリトラクタブルライト(格納式)は最高でした。当時リトラクタブルの車は少なく、あっても後部座席が狭くて人が座ることが困難でしたが、コスモだけはゆったり座ることができたので購入したのです。自分で座ることなどないのに…。この二代目には10年近く乗って、三代目の車を購入した際に後輩に無償譲渡しました。ただその後半年で故障して廃車となってしまったのが残念です。本当に名車でした。さて三代目は…。

To be continued.