昭和は遠くなりにけり 見世物小屋

 「親の因果が子に報い…」「お代は見てからで結構だよ。さあさあ入って入って…」という『タンカ』と呼ばれる呼び込みの声が今でも耳の奥に残っています。弟達は覚えていないので昭和40年代初めくらい迄ではなっかたかと記憶していますが、お祭りに行くとこの手の『見世物小屋』がありました。私が覚えているのは「蛇女」です。一度だけ父が嫌がる自分を強引に連れて入ったのですが、怖いもの見たさもあったのかもしれません。ただ水着姿の女性が大きな蛇を素手で掴んだり、身体に撒きつかせたりしているだけなのですが、子供心には強烈な印象でした。懐かしくもあり、奇妙な思い出です。 To be continued.