入梅に想う その4

 今はこんなことはあり得ませんが、梅雨時期に運悪く暖房電車(冷房のない列車をそう呼んでいました。当時は結構ありました)に乗ると大変でした。通常電車の窓は解放され外の空気が入ってきて心地よいのですが、雨で窓が締められているため、社内は蒸し風呂状態のうえ、混み合った社内では他人の濡れた傘が衣服にびったりついて、降りた時には汗と水滴でビショビショです。何度経験したことか。暖房電車はあえてパスして、冷房の付いた電車が来るまで待ったこともしばしばです。そして何よりも最悪だったのが…。To be continued.