諦め感Ⅰ 今の子供達

 将来を荷う子供達で『諦め感』を持っている子供が増えたなと感じることがあります。駄目な大人のように早々と自分に限界を作り、それ以上の努力をしようとしない点が同じです。40年近く子供を指導する仕事に就いていて痛感するのは、子供の可能性は無限大だということです。子供は大人よりずっと純情ですから、指導者次第で大きく変わっていきます。ゆえに子供達の力を引き出せるかどうかは大人にかかっています。つまり親など肉親や教師次第と言えます。古くは祖父母や親戚、近所の方々もその役を担っていたのでしょうが、現在はほとんど親や教師に依存している状態です。これが現在の教育問題の一因なのかもしれません。To be continued.