誰のための改革なのか

 一昨日2020年度からの大学入試共通テストの英語民間試験活用導入が土壇場になって見送りとなりました。まさに『ちゃぶ台返し』といえます。ただでさえ曖昧な部分が多く、また期日が迫るなかでも何ら明確な方針を示してこなかった文科省の責任は大きいです。『お役所仕事』と批判されて当然です。一番可愛そうなのは今後の対応に苦慮する受験生でしょう。我々の業界でも大まかな指示は出来ますが、五里霧中の部分も多く明快なものではありません。誰のための改革なのでしょう。本当に呆れています。