巨星 墜つ

 先月29日に中曽根康弘元総理大臣が101歳でお亡くなりになられました。戦後の日本を先導した人物の一人です。「政界の風見鶏」との蔑称を受けましたが、小派閥に属しながらも長期にわたり政権を握った手腕は評価に値すると考えます。85歳で引退しましたが、辞める気は全くなかった当人を、当時の政権が定年制を押し出して引退に追い込んだことが思い出されます。仕方のないことですが戦中派がどんどん鬼籍に入っていきますね。合掌。