鍋その3 牡蠣鍋

 子供の頃は『牡蠣』は絶対と言っていいほど食べられませんでした。子供心に見た目からダメでしたが、当時は食べないとか残すことは許されない時代ですから、我慢して食べましたがこれが子供にはすごい味でした。大袈裟ではなく、吐き出したくなるのをこらえながら食べていました。今も生牡蠣は食べられないことはないですが苦手です。牡蠣フライは大好きですが以前は難しかったです。『牡蠣鍋』も子供の私達には厳しく本当に辛かった料理でが、今や好物と化すのですから好みは分かりませんね。子供の頃に泣かされた独特の味が最高に美味しく感じます。嗜好の変化は本当にすごいですね。