安きに流れることなく

 自分も含め人は『安きに流れる』生き物ですから、楽な状況を選ぶ傾向があり、自分の好悪の感情だけでくだらない理屈をつけて、そこに固執しようとします。感染防止のため当社が対面授業を中止してから2ヶ月になり、生徒を校舎に呼ぶことも原則禁止しています。当初より映像授業の配信、また先月よりオンライン授業を実施していますが、勤務時間は短縮となり、会議や打ち合わせもほぼないため、業務量は大幅に減っています。社員は先月GW休暇分の休みもあり、12日以上休んでましたからとても楽だったと思います。私はほぼ毎日出勤しているせいもありますが、以前とは比べようもないほど業務量は減っていると感じます。ただ他業種の悲惨な状況を鑑みると強い危機感を感じ、今後どう生き延びていくか、具体的施策をいろいろと作成しています。社員にも同様な危機感を感じ、『安きに流れる』ことのないように努めてほしいのですが…。難しいのかもしれません。