海の思い出 最終回

 毎年多くの方が水難事故で亡くなります。それは水に対する過信や心構えにあると考えます。海や川には流れがあり、海の離岸流はその最たるものです。これに巻き込まれたらオリンピック選手でも流されると言います。冷静に流れに任せていればやがて陸地近くまで戻ってくるのですが、ほとんどの人はパニックを起こして溺れてしまいます。また海には波があり、誤って海水を結構飲むことがあります。泳ぎで誤飲するのは当たり前と考える人は気にせず大丈夫なのですが、そうでない人はやはりパニックを起こして溺れるようです。ライフジャケット着用が一番安全です。自分は潜れなくなるのでつけませんが、決して過信することなく、体調とよく相談しながら泳ぐようにしています。もう若くないのですが、来年はギラギラした太陽の下で思いっきり海で泳ぎたいです。