大荒れの初場所

 横審から注意を受けたにもかかわらず、鶴竜は怪我で、白鵬はコロナ感染で休場。十両以上の休場力士が戦後最多の19人にのぼる異例の場所でした。また横綱挑戦場所であった貴景勝は初日より4連敗で序盤より脱落、カド番大関の朝ノ山と正代も序盤に黒星を喫する苦しい立ち上がりでした。その中、元関脇の大栄翔が初日より8連勝。終盤も踏ん張り13勝2敗で初優勝。これで初場所は6年連続初優勝です。一方ここ6場所で3回目の平幕優勝となり、役力士との実力差が縮まった感じがします。