我が良き友よ

 過日綴った『下駄』でも書きましたが、亡きムッシュかまやつ氏の名曲『我が良き友よ』をたまたまラジオで聞く機会がありました。そのフレーズの中に「今の暮らしに飽きたら、二人で旅でもしないかあの頃へ」があります。当時高校生でその意味も分からず、共感も出来ずに口ずさんでいましたが、いつの間にか当時より10歳も長くなった定年をも迎える年齢に近付いている自分にとって、心に沁みるフレーズになったなあと感じています。