千秋楽

 大相撲夏場所は『千秋楽』の本割で照ノ富士が敗れましたが、優勝決定戦を制し連覇を果たしました。その中でふと、何故『千秋楽』というのか初めて疑問に思ったので調べてみました。興行における最終日であることは知っていましたが、語源は雅楽や能からとする説が一般的で、本来は歌舞伎や大相撲における用語だったのが、現在では広く演劇や興行一般で用いられているようです。個人的には千秋楽結びの一番の際に行司が「この一番にて千秋楽にございまするー。」というくだりが大好きです。