消しゴムのカスに見る美化意識

 当たり前のことですが子供たちは授業中「消しゴム」を使います。使えば消しカスが生じます。生徒によりこの消しカスの処理の仕方に、その生徒の性格や家庭での躾が見て取れます。手で消しカスを机から無造作に床に捨てる生徒と、授業後に手で集めてゴミ箱に捨てる生徒に分かれます。前者は誰かが掃除してくれる、または汚している意識がない生徒です。後者は日頃の躾が出ているのでしょう。きれい好きな性格かも知れませんが、躾や指導がなければ身につくものではありません。当社の職員にも同じ傾向が見えます。残念ながら前者の方が多いですが。大人は何度注意しても染みついている習慣を矯正するのは難しいですね。子供の頃の躾がいかに大事かわかります。しかもこの大人が親になるとその子もまた…。