心で聴く

 倫理法人会のMSで机に置かれていた紙に書いてあった言葉です。なるほどと得心したので綴ります。人の話はただ耳で聞くだけではダメで、心で聴きとることが重要というものでした。人の話を何の先入観も持たずに聴く人は心に沁み、話の内容にも共感し得心できるのですが、疑念や不信感を持つなど猜疑心の強い人は、そのような心で聴くために全く伝わらないし、共感できないのです。同じ人の話を聴いても受け通り方に差異が生じるのはこのような心構えにあるのだと考えます。