戦国場所に決着

 大相撲夏場所は前半から横綱大関の上位陣が総崩れで、9日終了時点で勝ち越し力士が一人もいないという異例の戦国場所となりました。前半3敗の横綱照ノ富士が7連勝で14日にようやく追いつき、千秋楽で同星の隆の勝が負けたため、3場所ぶりの優勝を果たしました。この中で大関三人の成績にはがっかりです。平幕力士にコロコロ負けて、三人のうち二人は早々と負け越し、一人が千秋楽でやっと勝ち越しです。これでは大関の名が泣きます。名古屋場所での奮起を大いに望みます。