鉄道開業150年

 1872年(明治5年)に新橋・横浜間で鉄道が開業されてから、今日で150年になります。当時は陸蒸気(おかじょうき)と呼ばれ、珍しがられました。最初は29㎞だった路線は、現在の鉄道路線の総延長はJR・私鉄を合わせ計約27700㎞にのぼります。節目の年ですが、民営化後のJR各社は不採算路線の存続問題や被災路線の復旧問題など深刻な問題を抱えています。採算と公共性のはざまに立たされ、決断は容易ではありません。